アンナバ

アンナバ
عنّابة
位置
アンナバの位置(アルジェリア内)
アンナバ
アンナバ
アンナバ (アルジェリア)
アンナバの位置(地中海内)
アンナバ
アンナバ
アンナバ (地中海)
アンナバの位置(アフリカ内)
アンナバ
アンナバ
アンナバ (アフリカ)
座標 : 北緯36度54分 東経7度46分 / 北緯36.900度 東経7.767度 / 36.900; 7.767
行政
アルジェリアの旗 アルジェリア
  アンナバ県
 郡 アンナバ郡
 市 アンナバ
地理
面積  
  市域 1,412 km2
標高 最高地点1 008 m
人口
人口 (2006年現在)
  市域 348,554人
    人口密度   175,4人/km2
その他
等時帯 CET (UTC+1)
公式ウェブサイト : http://www.annabacity.net

アンナバアラビア語: عنّابةʿAnnābah)は、アルジェリア北東部に位置するチュニジアとの国境付近の町。348,554人の人口を有しており(1998年当時)、アルジェオランコンスタンティーヌに次ぐアルジェリア4番目の都市にして、アンナバ県の県都である。別名ボーヌフランス語: Bône)。アナバと呼ばれることも多い。

歴史

この地域には先史時代から人類が生息しており、30000年前と言う早い時期の道具使用の痕跡が見られている。

アンナバはおよそ紀元前12世紀頃にフェニキア人によって創られたとされる。当時のアンナバはヒッポレギウス(en:Hippo Regius)あるいはヒッポと呼ばれていた[1]。まだ生まれて間もないキリスト教の信仰者が多く、アウグスティヌスは396年から、死去する430年までここの司教だった。また重要な貿易港として繁栄した。

430年になると、ヴァンダル人によって包囲され、ガイセリックの指揮の下占領されたヒッポレギウスは431年から439年の間ヴァンダル王国の首都となった。

534年になるとヴァンダル王国は滅亡し、東ローマ帝国の支配下に置かれた。698年に入るとウマイヤ朝が支配するようになった。イスラム勢は町を再建し、現在のアンナバに名を改めた。

フランスは1832年にこの町を支配し、ボーヌと名を改めた。

姉妹都市

脚注

  1. ^ Bône, en Algérie”. World Digital Library (1899年). 2013年9月25日閲覧。