アンチ (アルバム)

『アンチ』
リアーナスタジオ・アルバム
リリース
録音 2014年-2016年
ジャンル
時間
プロデュース
  • Boi-1da
  • Brian Kennedy
  • Chad Sabo
  • DJ Mustard
  • Fade Majah
  • Fred Ball
  • Hit-Boy
  • Jeff Bhasker
  • Kevin Parker
  • Mick Schultz
  • Mitus
  • No I.D.
  • Robert Shea Taylor
  • Scum
  • Timbaland
チャート最高順位
リアーナ アルバム 年表
アンアポロジェティック
(2012年)
アンチ
(2016年)
アンチ』収録のシングル
  1. 「ワーク (Work
    リリース: 2016年1月27日
  2. 「ニーデド・ミー」
    リリース: 2016年3月30日
  3. 「キス・イット・ベター」
    リリース: 2016年3月30日
  4. 「ラヴ・オン・ザ・ブレイン」
    リリース: 2016年9月27日
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アンチ』(原題:Anti)は、米国の女性歌手、リアーナによる8枚目のスタジオ・アルバムである。Westbury Road及びロック・ネイションから2016年1月28日にリリースされた。『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』(2020年版)において、230位にランクインしている。

概要

アルバム制作には、ジェフ・バスカー、Boi-1da、DJマスタード、ヒット・ボーイ、ブライアン・ケネディ、ティンバランド、No I.D.などのプロデューサーが参加した。

2008年を除き、2005年のデビューから2012年までは毎年アルバムを発表していたが、本作は前作『アンアポロジェティック』(2012年)から約3年ぶりと、過去最長の製作期間となっている。

プロデューサー陣は、本作以前のダンスミュージック、クラブミュージックのジャンルから脱却と、ダンスホールとソウルの要素を備えたポップ、ヒップホップソウル、R&Bの音楽性を目指した。楽曲についてはダークかつミニマリスト的な作風の物が多く収録されている。

US Billboard 200にて初週166,000枚を売り上げ、首位を獲得した。アメリカでの首位獲得は前作に続き2作連続となった[1]

ドレイクを客演に迎えたBoi-1daプロデュースのシングル「ワーク」は9週間首位を獲得し、2016年のBillboard年間シングルチャートで4位を記録、「アンブレラ」や「ウィー・ファウンド・ラヴ」に並ぶ大ヒットとなった。

「ワーク」は彼女にとって14曲目の首位獲得作品(13曲目は客演で参加したエミネムの「The Monster」(2013年))となり、マイケル・ジャクソンの13曲を抜いて、歴代4位に輝いた[注 1][2][3]

シングル

  • 1st「ワーク」2016年1月27日 / Billboard Hot 100 最高1位
  • 2nd「ニーデド・ミー」2016年3月30日 / Billboard Hot 100 最高7位
  • 3rd「キス・イット・ベター」2016年3月30日 / Billboard Hot 100 最高62位
  • 4th「ラヴ・オン・ザ・ブレイン」2016年9月27日 / Billboard Hot 100 最高5位

収録曲

[4]

  1. コンシダレーション (feat. SZA) / Consideration (feat. SZA)
  2. ジェイムス・ジョイント / James Joint
  3. キス・イット・ベター / Kiss It Better
  4. ワーク (feat. ドレイク) / Work (feat. Drake)
  5. デスペラード / Desperado
  6. ウー / Woo
  7. ニーデド・ミー / Needed Me
  8. イエー・アイ・セッド・イット / Yeah, I Said It
  9. セイム・オール・ミステイクス / Same Ol' Mistakes
  10. ネヴァー・エンディング / Never Ending
  11. ラヴ・オン・ザ・ブレイン / Love on the Brain
  12. ハイアー / Higher
  13. クロース・トゥー・ユー / Close to You
  14. グッドナイト・ゴッサム / Goodnight Gotham (ボーナストラック)
  15. ポーズ / Pose (ボーナストラック)
  16. セックス・ウィズ・ミー / Sex with Me (ボーナストラック)

脚注

注釈

  1. ^ 1位がビートルズの20曲、2位が同率でマライア・キャリー、エルビス・プレスリーの18曲。

出典

  1. ^ a b Rihanna ANTI Chart History”. Billboard. 2020年2月12日閲覧。
  2. ^ 【米ビルボード・シングル・チャート】リアーナが通算14曲目の首位獲得、人気急上昇中のDNCEがTOP10入り | Daily News”. Billboard JAPAN (2016年2月24日). 2020年2月16日閲覧。
  3. ^ Here Are All of Rihanna's 14 Hot 100 No. 1s”. Billboard. 2020年2月20日閲覧。
  4. ^ アンチ【CD】 | リアーナ”. UNIVERSAL MUSIC STORE. 2020年2月14日閲覧。