アングリーバード (映画)
『アングリーバード』(原題:The Angry Birds Movie)は、2016年に公開されたアメリカ合衆国の3Dアニメーション映画[4]。アプリゲーム『アングリーバード』の映画化。日本公開は2016年10月1日[5]。 ストーリーある日、レッドはバードアイランドの森を駆け抜け、命がけで誕生日のケーキを配達するものの、宅配先の家で子供を泣かせ、ケーキの中にリスまで入っていたため、子供の父親にレッドのことで煽り発言を食らってしまう。最終的にレッドはその父親にケーキを投げつけてしまい、そのまま帰ろうとしたが、偶然転んで家の卵を割ってしまった。その後、島中で裁判になり、その時に割ってしまった卵から生まれたひな鳥がレッドを父親と認識したり、レッドが裁判長の被り物を外してしまったことで、レッドは「アンガーマネジメント教室」に左遷されてしまう。その後、レッドは不満げながらアンガーマネジメントの入り口に着くと、今度は鳥の飾り物(ビリー・ザ・サイン)が音を鳴らしながら揺れているところをみてまたキレてしまい、鳥の飾りをボロボロにするまで戦ってしまう。その後、アンガーマネジメント教室の中でマチルダ、チャック、ボム、テレンスと出会い、自己紹介の後、ヨガの最中にボムが爆発して教室を追い出されてしまい、レッドは浜辺にある家に帰って一日が終わる。 その次の日の教室の最中、レオナルドが率いるピッグの船がバードアイランドにやってきたため、皆はそこに向かったものの、船がレッドの家の隣に停止した上に、家も破壊してしまったた。レオナルドが船から降りてきてパーティーを開くようになり、怪しんだレッドはチャック、ボムとともに船の中に侵入を試みる。するとその中には大量のピッグを目撃した。レッドはそれを訴えても無視されてしまう。その後も豚たちは夜中パーティーを続け、ピッグもバードアイランドに大量に流入したため、我慢できなくなったレッドは「マイティーイーグル」が住むといわれる山の頂上にチャック・ボムと向かうことになった。長い期間を経て、丘の頂上に着いた一同は湖を目撃し、その上からマイティーイーグルが姿を現すが、彼は湖に向かって尿を発射し始めてしまう。その後、マイティーイーグルの巣に入った一同は、しばらく突き合わされた後、レッドが望遠鏡でピッグがバードアイランドの住宅地から卵を盗んで船に逃げる光景を目撃し、マイティーイーグルもそこに向かうように言われるが、拒否されてしまう。その後戻ってきたレッド達は、チャックに鳥の住民たちが住宅地から離れた場所で開いているパーティーを止めさせ、レッドとボムは卵を取り返そうとするものの、すでにピッグが退避したせいで失敗する。その次の朝、鳥たちは爆撃された町と失われたピッグで悲しんでいたものの、レッドはピッグの島に船を作って向い、ピッグが使っていたスリングショットでピギーアイランドを破壊することを提案し、皆はそれに従う。一方で帰還したレオナルドは卵を捉えたためにピッグの大衆の前でスピーチを行う。ピギーアイランドに到達した鳥たちは、スリングショットでいくつかの鳥をレッドの指揮のもとで飛ばし始め、ピギーアイランドの住宅地を破壊し始める。レッド、チャック、ボムはテレンスの手を借りてついにピギーアイランド中央部の城に到達することに成功し、三人は卵のある場所に到達するものの、卵はすでに熱湯に入れられる寸前であった。その時、マイティーイーグルがやってきたので、レッドは彼に卵を丸ごと運ぶように命じ、卵を城から追い出すことに成功する。しかし、青い卵が卵の入った袋から出て行ってしまい、レッドは城に戻って卵を取り返そうとし、ボムはピッグの空軍を止めるために飛行機の発射場を爆発で止めることになる。レッドとレオナルドは最終的にピッグの城の最下層にある爆薬庫に落下し、爆弾をすべて爆発させてピギーアイランドのすべてを爆破することに成功する。その後ほぼ全ての卵はかえってきたが、レッドと青い卵はレッドが安全な場所に隠れたことで助かり、青い卵からは三羽の双子(ブルース)が孵った。その後、レッドは英雄と皆から称され、ひな鳥たちからも歌をもらい、鳥たちがレッドの家を建築しなおす。そしてレッドはチャックとボムも家に引き入れることを宣言する。 エンディングの最初では、マイティーイーグルが「I Will Survive」の音楽を流し始め、鳥たちやピッグが踊りだすところで終わる。その後、ミッドクレジットでブルースも登場する。 登場キャラクター
ポピー、ウィロー、ダリア、ゲイル、ルカ:Angry Birds Stellaのみ登場した女性の鳥。僅かに映画にも登場。 裁判官ペキンパー、サイラス、パントマイム鳥、エヴァ、エドワード、モニカ、オリーヴ、シャーリー、アール、ヘレン、ブラッドなど:本作オリジナルの鳥(ピッグ)。アングリーバード2では一部のみ登場。 キャスト
評価レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは161件のレビューで支持率は43%、平均点は5.00/10となった[7]。Metacriticでは27件のレビューを基に加重平均値が43/100となった[8]。 脚注
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