アルドラーゼアルドラーゼ(英語: Aldolase)は、通常フルクトースビスリン酸アルドラーゼを指す。 フルクトースビスリン酸アルドラーゼアルドラーゼは嫌気性解糖系酵素で、分子量約4万のサブユニットα, β, γからなる。四量体であり、α4, β4, γ4の3種類のアイソザイムがあり、それぞれ筋(A)型、肝(B)型、脳(C)型と呼ばれている。これらは別々の遺伝子によってコードされており、A型は第16(q22-24)、B型は第9(q21.3-22.3)、C型は第17染色体上にある。 フルクトース-1,6-二リン酸を切断し、ジヒドロキシアセトンリン酸(DHAP) とグリセルアルデヒド3リン酸 (GAP)が一分子ずつ生成される[1]。この反応は可逆性である。 3つのアイソザイムのうちA型は骨格筋、心筋、脳、胎児組織、癌細胞に、B型は肝、腎、小腸上皮に、C型は神経系に多くみられる。 アルドラーゼを名前に含むその他の酵素
脚注 |