アリールアルキルアシルアミダーゼ(Arylalkyl acylamidase、EC 3.5.1.76)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- N-アセチルアリールアルキルアミン + 水アリールアルキルアミン + 酢酸
従って、この酵素の基質はN-アセチルアリールアルキルアミンと水の2つ、生成物はアリールアルキルアミンと酢酸の2つである。
この酵素は加水分解酵素、特に鎖状アミドの炭素-窒素結合に作用するものに分類される。系統名は、N-アセチルアリールアルキルアミン アミドヒドロラーゼ(N-acetylarylalkylamine amidohydrolase)である。
出典
- Shimizu S, Ogawa J, Chung MC, Yamada H (1992). “Purification and characterization of a novel enzyme, arylalkyl acylamidase, from Pseudomonas putida Sc2”. Eur. J. Biochem. 209 (1): 375–82. doi:10.1111/j.1432-1033.1992.tb17299.x. PMID 1396711.