アリス・ワイデル
アリス・エリーザベト・ワイデル(ドイツ語: Alice Elisabeth Weidel、1979年2月6日 - )は、ドイツの政治家。経済学博士。ドイツのための選択肢(AfD)共同党首、院内総務。ドイツ連邦議会(下院)議員。ドイツの極右[1]、右派ポピュリスト[2]政党であるAfD内では穏健派のAlternative Mitte派閥に属している[3][4]。同性愛者(レズビアン)であり、LGBT保守主義の人士でもある。 2017年連邦議会選では、アレクサンダー・ガウラントとともにAfDの筆頭候補であった。 経歴1979年にノルトライン=ヴェストファーレン州のギュータースローで生まれる[5]。 北海道の大学に留学して日本史を学んだ経験があり、日本語が流暢である[4]。バイロイト大学で経営学と経済学を専攻し、2004年には最優秀成績者の一人として表彰されて学士号を取得した[6]。 バイロイト大学卒業後は、ゴールドマン・サックスに入社した。その後に中国銀行で働き、中国に6年間住んでいた経験から、中国語(北京語)を流暢に話すことができる[7] 。 2011年、バイロイト大学に中国の年金問題についての学位論文を提出し、経済学の博士号を取得。 2013年にドイツのための選択肢(AfD)に参加する[8]。2015年にはAfDの連邦執行委員会に選出された。2017年4月に開かれたAfDの党大会で、同年9月に実施される連邦議会選の筆頭候補をワイデルとアレクサンダー・ガウラントにすることが決まった[9]。筆頭候補として臨んだ連邦議会選では、AfDは94議席を獲得し野党第1党となりワイデル自身も初当選し、連邦議会のAfD会派の代表を務めることとなった。 人物
脚注
外部リンク
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