アリス・パットナム

アリス・パットナム(Alice H. Putnam、1841年 - 1919年1月19日[1]) は、1974年、シカゴで最初の私立幼稚園を開演した教育者で、シカゴにおける「幼稚園の開拓者」と言われている[2] [1]。 パットナムは、「自身の子どもたちが小さかった時、幼稚園に興味を持つようになった」[3]。そこで彼女は、「自分自身が母親としての仕事をすることと他のお母さんたちがもっと良いお母さんになれるよう手助けする仕事を１つにする方法を見つけたのである」[4]。「「幼稚園の訓練が必要であることに気付いたパトナムは、長女をオハイオ州コロンバスに連れて行き、そこでアンナ・J・オグデンが運営する訓練学校で勉強したのである」[4]。

彼女は、新しい教育の方法を学ぶために家を出て、フリードリヒ・フレーベルの幼児教育の原則と哲学に満たされて帰ってきた。シカゴフレーベル幼稚園訓練学校で彼女の訓練を受けた人たちは誰でも、彼女がその仕事をどれほど上手にやっていたかを証言することが出来るはずだ。ここの生徒たちは、世界中の小さな子どもたちの教育が進んでいるところに散らばっていて、そこであなたはアリス・H・パトナムの精神と教えを見つけることができるだろう。 [1]

1879年、パットナムのもとにエリザベス・ハリソンが加わった。彼女は、別のところで彼女の研究を続けることになるまで1年間パットナムの助手を務めた [5]。1880年、パットナムは、アンナ・J・オグデンが始めたシカゴの幼稚園教師の訓練学校を引き継いだ。 これはその後シカゴ・フレーベル協会となり、1910年までパットナムが指揮をとった[4][3]。パットナムは、1883年この組織の代表として国際幼稚園連盟の委員になった。彼女は亡くなるまで、この理事会の最も重要な役割を果たし、会長職も二期務めている。 [1]

パットナムは、シカゴ自由幼稚園協会とシカゴ幼稚園クラブの両方の設立と運営にも直接関与しており、両方の組織が市内で展開するさまざまなプログラムを支援した。[4]
マリア・クラウス・ベルテとスーザン・ブロウのもとで学んだあと、彼女は幼稚園教師の訓練をするようになった。パトナムは、ジェーン・アダムス、ジョン・デューイ、フランシス・ウェーランド・パーカーなど、シカゴ地域の他の進歩的な改革者と協力しました。彼女は、ハルハウス、シカゴ大学、そしてクック郡師範学校でも幼稚園教師の訓練を仕事した。1880年、パトナムは、シカゴ自由幼稚園協会とシカゴフレーベル協会の設立に貢献しました。シカゴ・フレーベル協会では、数多くの幼稚園教師がトレーニングを受けた。幼稚園への実践的で非教義的なアプローチと子ども中心の方法で知られるパトナムは、多くの若い幼稚園教師に影響を与えている。その中には、彼女が訓練したアンナ・ブライアンや、日本に幼稚園を伝えたアニー・ライオン・ハウなどもいる。[3]

彼女は、1919年1月21日、シカゴのオーク・ウッズ墓地に埋葬された[1]。

脚注

  1. ^ a b c d e La Orme Ladd, Sadie F. Smith, and Thord Lund, "In Memory of Alice H. Putnam", The Kindergarten-primary Magazine (March 1919), Vol. 31, No. 7.
  2. ^ "Elizabeth Harrison and the Kindergarten Movement in Chicago", National Louis University
  3. ^ a b c Roberta Lyn Wollons, Kindergartens and Cultures: The Global Diffusion of an Idea (2000), p. 47-48.
  4. ^ a b c d Barbara Beatty, Preschool Education in America: The Culture of Young Children from the Colonial Era to the Present (1997), p. 84.
  5. ^ Barbara Beatty, Preschool Education in America: The Culture of Young Children from the Colonial Era to the Present (1997), p. 86.