アラモス(Álamos)は、メキシコのソノラ州南部にある町。かつては銀の採掘で繁栄した。
現在は歴史的な街並みを生かし、観光業に力を入れている。メキシコ政府観光局によりプエブロ・マヒコに選出されている。
アラモスは太平洋の海岸と平行に延びる西マドレ山脈の一部であるアラモス山脈(英語版)と海岸平野の接合部に位置し、付近のガリにはフエルテ川の支流のクチュハキ川(英語版)が流れる[1]。
周辺の平野部にはメキシコラクウショウの河畔林などの熱帯の落葉樹林、シナロア州との境界線付近にはとげの多い低木林、山岳部にはマツとオークの混合林の常緑樹林がある。一帯にはメキシコラクウショウ、Guaiacum coulteri(英語版)、ブラエア(英語版)、ソテツ類のDioon tomasellii(英語版)とDioon sonorense(英語版)、Magnolia pacifica(英語版)、Ayenia purpusii(スウェーデン語版)、Cardiospermum cuchujaquense(スウェーデン語版)などの植物が生え、ピューマ、ジャガー、オセロット、ジャガランディ、オナガカワウソ、イヌワシ、スミレハチドリ(英語版)、オオアオサギ、ミミキヌバネドリ(英語版)、ミドリコンゴウインコ、クーパーハイタカ、メジロハエトリ(英語版)、アメリカドクトカゲ、メキシコドクトカゲ、アラモスドロガメ、テナガエビなどの動物が生息している[1][2]。
シエラ・デ・アラモス=リオ・クチュハキ動植物保護区(スペイン語版)は2007年にユネスコの生物圏保護区に指定され[1]、2010年にラムサール条約登録地となった[2]。
1540年のフランシスコ・バスケス・デ・コロナドの探検隊の記録にこの地域の記述がある。1685年に銀が発見され、スペイン人の定住が始まった。アラモスはメキシコ北西部の中心都市として栄えた。しかし、1900年代初頭に銀山が閉鎖されると人口が激減し町は荒廃した。
この項目は、まだ閲覧者の調べものの参照としては役立たない、書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています。
このテンプレートは分野別のサブスタブテンプレートやスタブテンプレート(Wikipedia:分野別のスタブテンプレート参照)に変更することが望まれています。