アラメインのモントゴメリー子爵
アラメインのモントゴメリー子爵(アラメインのモントゴメリーししゃく、英語: Viscount Montgomery of Alamein)は、イギリスの子爵位。連合王国貴族。陸軍軍人バーナード・モントゴメリーが1946年に叙されたのに始まる。 歴史第二次世界大戦・北アフリカ戦線でロンメル元帥率いるドイツ軍をエル・アラメインの戦いで破ったことで知られるバーナード・モントゴメリー(1887–1976)が1946年1月31日に「カウンティ・オブ・サリーにおけるヒンドヘッドのアラメインのモンゴメリー子爵(Viscount Montgomery of Alamein of Hindhead in the County of Surrey)」に叙せられたのに始まる[1][2] 初代子爵の死後、その一人息子であるデイヴィッド (1928-2020)が爵位を継承した[2][3]。1999年の貴族院改革により世襲貴族は92議席を残して貴族院の議席を失ったが、2005年に彼は中立派に属する世襲貴族枠の貴族院議員に選出された[4]。彼が2020年に没すると、爵位は長男のヘンリーが継承した。 3代子爵ヘンリー(1954-)がアラメインのモントゴメリー子爵家現当主であるが、現在ヘンリーには男子がない状況であるため、彼がこのまま死去すると爵位は廃絶することとなる[2]。 住居はロンドン・カドガン広場54番地。家訓はフランス語で「よく守れ(Gardez Bien)」[2]。保有爵位はこの爵位だけであり、従属爵位はない[2]。 アラメインのモントゴメリー子爵 (1946年)
出典
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