アメンの神妻

ḥm.t nṯr n ỉmn ヒエログリフで表示

アメンの神妻（アメンのしんさい、英語: God's Wife of Amun、エジプト語: ḥm.t nṯr n ỉmn）は、古代エジプトの宗教の重要な一角を占めるアメン信仰における、最高位の女司祭を意味する言葉。

歴史

「神妻」という言葉はエジプト第12王朝の時代までに使用されていた[1]。エジプト第1中間期には、ミンに関連して「神の妻」という言葉が使われている[1]。「アメンの神妻」という言葉は、第18王朝以後においてのみ使用されている[1]。

「アメンの神妻」の称号を持っている王族女性

• イアフヘテプ1世
• イアフメス＝ネフェルタリ
• イアフメス＝メリトアメン
• ハトシェプスト
• ネフェルウラー
• ネフェルタリ

出典

1. ^ Mariam F. Ayad (2009), God’s Wife, God’s Servant.

参考文献

• Ayad, Mariam F. (2009). God's Wife, God's Servant: The God's Wife of Amun (c. 740–525 BC). Routledge. ISBN 9780415411707. http://www.routledge.com/books/details/9780415411707/