アメリカ連合国議会
アメリカ連合国議会(アメリカれんごうこくぎかい、Congress of the Confederate States)は、南北戦争期の1861年から1865年まで存在したアメリカ連合国の立法機関。 連合国議会は合衆国議会と同様に、上院および下院の両院制によって構成された。上院はアメリカ連合国元老院 (Confederate Senate) と称され、各州の議会により選出された代表によって構成された。また下院はアメリカ連合国代議院 (Confederate House of Representatives) と称され、各州の住民による一般投票で選出された代表により構成された。 会期アメリカ連合国を結成した7州(サウスカロライナ州、ミシシッピ州、フロリダ州、アラバマ州、ジョージア州、ルイジアナ州、テキサス州)は、アラバマ州モンゴメリーにおいて臨時議会を開催し、アメリカ連合国憲法の起草、ジェファーソン・デイヴィスの大統領選出、および最初のアメリカ連合国の国旗の設計を行った。 サムター要塞の戦い後の1861年4月にはヴァージニア州、アーカンソー州、テネシー州、ノースカロライナ州、ミズーリ州、ケンタッキー州、およびアリゾナ準州も連合国に参加し、臨時議会の開催地を連合国の首都バージニア州リッチモンド (バージニア州)へ移した。 第1回連合国議会のための選挙は、1861年11月6日に実施された。合衆国での議会選挙は偶数年に実施されていたが、連合国では奇数年に議会選挙が実施された。第1回連合国議会は、首都リッチモンドにおいて4つの会期に分けて開催された。 1865年に連合国が崩壊したため、最終的に議会選挙は2回しか実施されなかった。また第2回連合国議会も2年の任期のうち、わずか1年しか全うすることができなかった。連合国の最後の会期は、1865年3月18日に終了した。 文書
関連文献
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