アマンシオ・オルテガ
アマンシオ・オルテガ・ガオーナ(Amancio Ortega Gaona, 1936年3月28日 - )は、スペイン・レオン県生まれの実業家。ZARAで知られるアパレルメーカーのインディテックス社の創業者であり、同社を率い、世界的企業に育てた[1]。近年では大富豪として知られ、2018年時点での総資産額は679億ドルである。 略歴アントニオ・オルテガ・ロドリゲス(Antonio Ortega Rodríguez)とホセファ・ヘルナンデス(Josefa Gaona Hernández)を両親に、4人の子の末っ子として、1936年にスペインのカスティーリャ・イ・レオン州レオン県ビジャマニンで誕生。トロサで少年期を過ごす[2]。 14歳のときに義務教育を修了し、鉄道関連の労働をしていた父の仕事の都合によりア・コルーニャへ転居。転居後すぐに、コルーニャの地元のシャツ屋(Galaという名の店。現在も同じ場所で営業。)の雑用の仕事を見つけ、そこで服を手作りすることを学んだ。1972年、36歳のときにバスローブのメーカー『Confecciones Goa, S.A.』を創業する。3年後の1975年に、ロサリーア・メラとZARAの最初の店舗を開店[3]、それがチェーンストアへと発展し、現在のZARAへと続くことになった。 2011年7月19日に、インデックス社の社長の座をパブロ・イスラに譲った[1]。 私生活1966年にビジネスパートナーであったロサリーア・メラと結婚、子供を二人、マルコスとサンドラを得る。1986年に離婚(元妻メラは2013年に69歳で死去)。 なお、アマンシオは1984年にフローラ・ペレス・マルコーテとの間に、娘マルタ(Marta Ortega Pérez)をもうけていた。2001年にフローラ・ペレス・マルコーテと再婚[4]。 アマンシオはシンプルな服装を好む。ネクタイの着用は嫌い、特にお気に入りの格好は紺色のブレザー・白色のシャツ・グレーのトラウザーの組み合わせであり、そのいずれもZARA製品ではない[5] 。 運転手つきの2台の黒色のメルセデス・ベンツで移動している姿がしばしば話題になっており、ヨット(豪華船)のDrizzleおよびValoria Bを所有し、自身のプライベートジェットとしてガルフストリーム G650とボンバルディア グローバル・エクスプレスを所有している[6][7]。 語録
脚注
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