アマデオ・ロルダン

アマデオ・ロルダン
基本情報
生誕 (1900-06-12) 1900年6月12日 フランスの旗 フランスパリ
出身地  キューバ
死没 (1939-03-07) 1939年3月7日(38歳没)
学歴 マドリード音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 作曲家ヴァイオリン奏者
担当楽器 ヴァイオリン

アマデオ・ロルダンAmadeo Roldán, 1900年6月12日 - 1939年3月7日)は、キューバ作曲家ヴァイオリン奏者

人物

キューバ人の両親のもとパリで生まれる。マドリード音楽院で音楽理論とヴァイオリンを学び、1916年に卒業した。その後キューバに移り、1920年代中ごろにはハバナ管弦楽団のコンサートマスターを務め、1932年には指揮者となった。またハバナ弦楽四重奏団も創設している。この時期のロルダンはアフロ・キューバン運動の指導者の1人で、最初の交響的作品にアフロ・キューバンの打楽器を取り入れている。

作品はヘンリー・カウエルが設立したパン・アメリカン作曲家協会の演奏会で定期的に取り上げられた[1][2]

作品

1930年のリトミカ第5番と第6番は、打楽器だけのために書かれた最初の西洋クラシック音楽であろう。

最も知られている作品は1928年バレエ「レバンベランバ」である。豊かな色彩でアフリカ系キューバ人の祭礼を描いたこの作品は当時から高い評価を受けていた。

脚注

  1. ^ Carpentier, Alejo 2001 [1945]. Music in Cuba. Minniapolis MN.
  2. ^ Orovio, Helio 2004. Cuban music from A to Z. Revised by Sue Steward. ISBN 0-8223-3186-1 A biographical dictionary of Cuban music, artists, composers, groups and terms. Duke University, Durham NC; Tumi, Bath. p185