アパレシダ・デ・ゴイアニア
アパレシダ・ジ・ゴイアニア(ポルトガル語: Aparecida de Goiânia、ポルトガル語発音: [apaɾeˈsidɐ dʒi ɡoˈjɐ̃niɐ])は、ブラジルのゴイアス州の都市。人口は約59万人(2020年)で、州内第二の都市である。 地理州都ゴイアニアの南に隣接し、都市圏の一部である。ゴイアニア市内より住宅価格の低いベッドタウンとして、急速に発展してきた。国道153号(ゴイアニアからサンパウロに至る)をはじめ、いくつかの幹線道路が通る。主な河川にメイア=ポンチ川がある。 人口統計市の人口は1980年には4万2000人だったが、その後は高い人口増加率を維持した。
歴史アパレシダの歴史は、常にゴイアニアとともにあった。1922年、アパレシーダの聖母の信徒らが寄進した土地に、聖母をの教会が建立された。1958年にゴイアニアの一地区として村に昇格し、アパレシダ・デ・ゴイアスと命名された。同年にゴイアランディア (Goialândia) と改称されたが、1963年にもとの地名に戻された。 経済州都に近いことから、クッキーのマベルやベペサなどの企業が進出しており、国道153号の沿線には4つの工業団地が形成されている。近年はさらに企業の進出がめざましく、2007年には964社を数えた。金融機関は、2007年の時点で13社が事務所を置く。また農業も行われており、2003年には1万1700頭の家畜が飼育されていた。コメ、キャッサバ、バナナ、ココナッツ、サトウキビなどの作物が生産されている。 福祉・教育
気候サバナ気候 (Aw) で、年間平均気温は21度、降水量は1500ミリである。降雨は11月から3月に集中する。 観光守護聖人をまつるノッサ・セニョーラ・アパレシダなどの祭りには、多くの観光客がこの工業都市を訪れる。 脚注外部リンク
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