アバイア
アバイア(英語:Avaya Inc.)は、アメリカ合衆国の通信、ネットワーク機器メーカーである。本社はカリフォルニア州サンタクララ。2000年にルーセント・テクノロジー(現:アルカテル・ルーセント)からのスピンオフにより誕生した。 概要日本には日本法人で、Avaya inc.の完全子会社である日本アバイアがある。ビジネス向けIPテレフォニー環境の構築を主力としている。 主な製品はIP-PBX、ビジネスシステム向けIP電話製品、コールセンター向けソフトウェアなど一連のコンタクトセンターソリューションである。 コールセンター、ヘルプデスクセンターにて導入されるIP-PBX製品では、世界トップシェアを誇る。 国内コンタクトセンター市場でも日本アバイアが、53.2%の市場シェアで、2位に23%の差をつけ、2000年以来10年連続でトップの座を獲得している。(PBX/ACD分野のメーカー別対応シート数シェア 2010年4月15日発行ミック経済研究所「CRM実現のためのITソリューションマーケットの現状と展望2010年度版」) 沿革2007年6月、IT分野の成長産業への大規模投資を専門とする投資会社であるSilver Lake、および投資信託組合であるTPG Capitalにより82億ドルで買収され、非上場となる。以後、決算情報は公開していない。 2009年12月、ノーテルのエンタープライズ・ソリューションズ事業を9億ドルで買収し、データネットワーク事業を追加。 2010年9月、コラボレーション・ソリューションの新製品群「Avaya Video Collaboration Solutions」を発表。ビデオ事業を追加。 サッカーでの広報2002年と2006年のFIFAワールドカップのオフィシャルスポンサーであった。なお、2006年大会は日本戦3試合に限り「AVAYA」の看板が「AVAYA 日本アバイア」と日本語表記に変更された。2015年に完成したアバイア・スタジアムはサンノゼ・アースクエイクスのホームグラウンドであり、同社が命名権を取得した。 関連項目
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