アネガダ島

アネガダ島

アネガダ島 (Anegada) とは、カリブ海イギリス領ヴァージン諸島にある島。

ヴァージン諸島の一番北にあり、面積38km2トルトラ島に続いて、イギリス領ヴァージン諸島の中では2番目に大きな島である。 ヴァージン諸島唯一、島全体が平坦の島である。島の西部は塩水沼で大きく占められており、ベニイロフラミンゴボラアネガダツチイグアナ英語版の生息地として1999年5月よりラムサール条約登録湿地となっている[1]。中心地はザ・セトルメント英語版(The Settlement)である。人口は僅か200人ほどで、観光客も少ない島だが、自然のままの美しい白浜のビーチがあり、ヨットの停泊地として発展している。島にはオーギュスト・ジョージ空港英語版(Auguste George Airport)もある。

1493年クリストファー・コロンブスがヴァージン諸島を発見した時、アネガダ島のリーフで躓き、船員が石灰岩サンゴ礁からスペイン語で"溺れる島"を意味するAnegadaと名付け、それが現在の島名となっている。アネガダ島のサンゴ礁のリーフは船乗りからして見て危険で多くの船が難破していたと言う。

脚注

  1. ^ Western Salt Ponds of Anegada | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1999年5月11日). 2023年4月6日閲覧。

外部リンク

座標: 北緯18度44分 西経64度20分 / 北緯18.733度 西経64.333度 / 18.733; -64.333