アデルリン・ロドリゲス
アデルリン・ロドリゲス (Aderlin Rodriguez、1991年11月18日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手(内野手、外野手)。 経歴プロ入りとメッツ傘下時代2008年7月2日にニューヨーク・メッツと契約してプロ入り[1]。 2015年は、AA級ビンガムトン・メッツでプレーしていたが、7月15日にFAとなった[2]。 マリナーズ傘下時代2015年7月21日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、AA級ジャクソン・ジェネラルズに配属された。11月6日にFAとなった[2]。 オリオールズ傘下時代2016年1月18日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ。A+級フレデリック・キーズで130試合に出場し、打率.304、26本塁打、93打点の成績を残した。 2017年は、AA級ボウイ・ベイソックスで125試合に出場し、打率.279、22本塁打、76打点の成績を残した。11月6日にFAとなったが、12月22日にマイナー契約で再契約した[2]。 2018年は、AA級ボウイ・ベイソックスで128試合に出場し、打率.286、23本塁打、92打点の成績を残した。11月2日にFAとなった[2]。オフに千葉ロッテマリーンズの秋季キャンプにて入団テストを受けたが不合格となった[3]。 パドレス傘下時代2018年12月21日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、翌年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[2]。 2019年は、AAA級エルパソ・チワワズで75試合に出場し、打率.321、19本塁打、64打点の成績を残した[2]。 オリックス時代2019年12月23日にタイラー・ヒギンスと共にオリックス・バファローズと契約を結んだ[4]。背番号は42。 2020年は7月29日の北海道日本ハムファイターズ戦で左手首に死球を受け、7月30日に一軍登録を抹消された[5]。59試合の出場で打率.218、6本塁打、25打点に留まった。 オフの12月2日に自由契約公示された[6]。 タイガース傘下時代2021年1月17日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ[7]。この年はAAA級トレド・マッドヘンズで116試合に出場し、打率.290、29本塁打、94打点の成績を残した[2]。オフの11月7日にFAとなった[2]。 パドレス傘下時代2022年1月4日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[2]。6月9日に自由契約となった[2]。 阪神時代2022年6月20日、ジェフリー・マルテの故障、メル・ロハス・ジュニアの不振と、ロドリゲスがNPBでプレーした経験があることを背景に、阪神タイガースと契約したことが発表された[8][9]。背番号は91。7月8日に来日し[10]、同12日に入団会見を行った[11]。その後、二軍での調整を経て7月22日に一軍昇格[12]。同日の対横浜DeNAベイスターズ戦(阪神甲子園球場)に代打で出場すると、初打席で2点適時二塁打を放った[13]。7月29日、対ヤクルト戦で「7番・一塁手」として先発出場し、移籍後初の本塁打を放った[14][15]。8月7日の対広島東洋カープ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)では6番に座り、7番のロハスと共に2者連続本塁打を放った[16]。その後ヒットが出なくなり、8月28日に出場選手登録を抹消された[17]。シーズン終了後の10月28日に退団が発表され[18]、12月2日に自由契約公示された[19]。 メキシカンリーグ時代選手としての特徴マイナー通算174本塁打を誇る長打力が最大の持ち味。 守備力の低さを大きな課題としている。一塁の守備しか守れず、その一塁手としての守備さえも不安が残るとされる。オリックス時代は38試合の出場で8失策を犯している[20]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
表彰
記録NPB
背番号
脚注
関連項目外部リンク
|