アタック・ザ・ブロック

アタック・ザ・ブロック
Attack the Block
監督 ジョー・コーニッシュ
脚本 ジョー・コーニッシュ
製作 ニラ・パーク
ジェームズ・ウィルソン
製作総指揮 マシュー・ジャスティス
テッサ・ロス
ジェニー・ボーガーズ
ウィル・クラーク
オリヴィエ・クールソン
エドガー・ライト
出演者 ジョディ・ウィッテカー
ジョン・ボイエガ
アレックス・イスマイル
フランツ・ドラメー
リーオン・ジョーンズ
サイモン・ハワード
ルーク・トレッダウェイ
ジャメイン・ハンター
ニック・フロスト
音楽 スティーヴン・プライス
撮影 トム・タウネンド
編集 ジェナサン・エイモス
製作会社 ビッグ・トーク・ピクチャーズ
フィルム4プロダクションズ
スタジオカナル
UKフィルム・カウンシル
配給 イギリスの旗 オプティマム・リリーシング
アメリカ合衆国の旗 スクリーン ジェムズ
日本の旗 アステア/パルコ
公開 イギリスの旗 2011年5月11日
日本の旗 2012年6月23日
上映時間 88分[1]
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
製作費 900万ポンド
(1300万ドル)[2]
興行収入 £3,772,127
($5,824,175)[2]
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アタック・ザ・ブロック』(Attack the Block)は、ジョー・コーニッシュ監督・脚本による2011年イギリスSFアクション映画である。ガイ・フォークス・ナイトのサウス・ロンドンのブロック(マンション)を舞台に、地球侵略にやってきた異星人と戦うストリートギャングを描く内容である。

あらすじ

ガイ・フォークス・デイの花火が上がり続ける夜、ナースのサム(ジョディ・ウィッテカー)は帰路で少年ギャングたちに絡まれる。金品を奪われている丁度そのとき、空から何かが降ってくる。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

公開

イギリスではオプティマム・リリーシングの配給で2011年5月11日に公開された。アメリカ合衆国での配給権はソニー・ピクチャーズ・ワールドワイド・ アクウィジション英語版が購入し[3]スクリーン ジェムズによって2011年7月29日に公開された[4]

評価

本作は評論家には広く支持された。Rotten Tomatoesでは支持率90%、Metacriticでの加重平均値は75となった[5][6]。『Cinemablend』のマット・パッチェスは「『アタック・ザ・ブロック』は今年最高のアクション映画になる可能性がある」と述べた[7]。『シカゴ・サンタイムズ』のロジャー・イーバートは4つ星満点中3つ星を与え、キャラクター造形やジョン・ボイエガの演技を支持した[8]。映画監督のクエンティン・タランティーノは2011年のベスト映画のひとつに本作を挙げた[9]

受賞歴

部門 対象 結果
英国アカデミー賞[10] 新人賞 ジョー・コーニッシュ(監督・脚本) ノミネート
サターン賞[11] インターナショナル映画賞 『アタック・ザ・ブロック』 ノミネート
英国インディペンデント映画賞[12] ダグラス・ヒコックス賞(新人監督賞) ジョー・コーニッシュ ノミネート
ニューカマー賞 ジョン・ボイエガ ノミネート
ロンドン映画批評家協会賞[13] ブレイクスルー英国映画作家賞 ジョー・コーニッシュ ノミネート
英国若手俳優賞 ジョン・ボイエガ ノミネート
ニューヨーク映画批評家オンライン賞[14] 新人監督賞 ジョー・コーニッシュ 受賞
オースティン映画批評家協会賞[15] 第一回作品賞 ジョー・コーニッシュ 受賞
作曲賞 スティーヴ・プライス 受賞

参考文献

  1. ^ Attack the Block”. bbfc.co.uk. British Board of Film Classification (2011年3月15日). 2011年9月14日閲覧。
  2. ^ a b Attack the Block”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年9月14日閲覧。
  3. ^ http://www.deadline.com/tag/attack-the-block-sony-pictures/[リンク切れ]
  4. ^ http://www.hitfix.com/blogs/motion-captured/posts/review-midnight-movie-attack-the-block-is-an-instant-genre-classic
  5. ^ Attack the Block - Metacritic(英語)
  6. ^ Attack the Block - Rotten Tomatoes(英語)
  7. ^ SXSW Review: Attack The Block Could Be The Best Action Movie Of The Year”. Cinemablend.com (2011年3月17日). 2012年2月10日閲覧。
  8. ^ “Attack the Block: Review”. Rogerebert.com. (2011年7月27日). http://rogerebert.suntimes.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20110727/REVIEWS/110729986 2012年2月10日閲覧。 
  9. ^ “クエンティン・タランティーノ監督が選ぶ12本”. AFP通信. (2012年1月19日). https://www.afpbb.com/articles/-/2851625?pid=8325211 2012年2月10日閲覧。 
  10. ^ BAFTA Film Awards Nominations in 2012”. 英国映画テレビ芸術アカデミー. 2012年2月10日閲覧。
  11. ^ Goldberg, Matt (February 29th, 2012). “Saturn Award Nominations Announced; HUGO and HARRY POTTER Lead with 10 Nominations Each”. Collider. 2012年3月1日閲覧。
  12. ^ British Independent Film Awards 2011 Archived 2014年1月3日, at the Wayback Machine.
  13. ^ 32nd London Critics' Circle Film Awards The Artist and A Separation top the winners at BFI Southbank on 19th January 2012”. ロンドン映画批評家協会 (2012年1月21日). 2012年1月23日閲覧。
  14. ^ New York Film Critics Online Award The Artist Best Picture”. AwardsDaily (2011年12月11日). 2011年12月14日閲覧。
  15. ^ 2011 Awards”. オースティン映画批評家協会. 2012年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月10日閲覧。

外部リンク