アイジーティージャパン

アイジーティージャパン株式会社
IGT Japan Co.,Ltd
種類 株式会社
略称 IGT
本社所在地 日本の旗 日本
110-0036
東京都台東区松が谷1丁目3-5
北緯35度42分40秒 東経139度47分10秒 / 北緯35.71111度 東経139.78611度 / 35.71111; 139.78611座標: 北緯35度42分40秒 東経139度47分10秒 / 北緯35.71111度 東経139.78611度 / 35.71111; 139.78611
設立 1990年(平成2年)7月
業種 機械
事業内容 パチスロ機器の開発・製造・販売
代表者 代表取締役 若林忠志
資本金 1,000万円
売上高 52億1,900万円(2006年9月期)
従業員数 61名(2009年10月1日時点)
決算期 9月
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アイジーティージャパン株式会社 (IGT Japan) は、日本のパチスロ機メーカー。

アメリカスロットマシン製造会社・IGT (International Game Technology) の日本法人であるが、日本国内でスロットマシンの製造・販売は行っておらず、商品ラインナップは海外とは大きく異なる。

概要

参入当初はアメリカにある本社で開発が行われ、参入第一弾として「ベガスガール」が発売された(販売はパチンコメーカーであるSANKYOが担当)。しかし、基本仕様やゲーム性の部分における完成度が著しく低く、更には体感器による攻略法が発覚したため設置状況が伸び悩んだまま(攻略法を封じるために対策機は投入されたが)販売終了。同時に販社であるSANKYOとの提携も解消した。

前述の通り一作目は単に販売不振のみならず、パチスロに対する認識および開発力の低さを露呈する結果に終わったが、パチスロより撤退したアークテクニコの開発スタッフと製造ラインがIGTに移籍したことで国内開発に移行、1996年にトリコロール96を発売。当時人気ナンバーワンのスロットマシン「Red,white&blue」をモチーフにしたという話題性もあり、前作で得てしまった悪評を払拭するとともに以降の開発体制を確立した。

2004年1月にサミーと業務提携、撤退まで提携関係は続いていた。

2010年2月10日、日本のパチスロ市場から撤退することを発表し[1]、2011年3月末で日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)を脱退[2]。ただし既に販売済みのパチスロ機等のアフターサポートは向こう3年間(2013年1月まで)継続していた[3]

信長の野望シリーズ』や『三國志シリーズ』といった外部版権は、撤退による廃業でパチスロ化権は自動消滅したものの、パチンコ部門で既に契約していたニューギン[注 1]がパチスロ部門でも改めて契約する形でパチスロ化権が復活した。

主なパチスロ機一覧

4号機(主要機種)

5号機

機種名 発売年月 備考
信長の野望・天下創世R 2006年1月 初の5号機
逮捕しちゃうぞ 2006年8月
リンダ狙いうち 2006年12月
三國志 2007年5月
幻獣覇王 2007年7月
ハワイっ娘 2007年7月
信長の野望・天下創世~第二の刻~ 2007年8月
コータローまかりとおる! 2007年9月
ダイナマイトリターンズ 2007年12月
信長の野望オンライン 2008年9月
エアマスター 2009年2月 役物(ボーナス)が存在しない
さすがの猿飛 2009年4月
シークレット・プリンセス 2009年9月 レッド・エンタテインメントと共同企画[4]
夢幻の如く 2010年1月

脚注

注釈

  1. ^ パチンコ専業メーカーとして設立し、2008年からパチスロ機に参入するが、2012年11月に発売した『戦国パチスロ 花の慶次~天に愛されし漢~』がヒットするまではパチスロのリリースに消極的だった。

出典

  1. ^ International Game Technology to close Japanese operationsABC News、2010年2月11日)
  2. ^ IGTジャパンの日電協脱退における中古移動について(P-MEDIA、2011年2月10日)
  3. ^ IGTジャパン、3年間のアフターサポート継続へ - 月刊グリーンべると・2010年4月7日
  4. ^ シークレット・プリンセス”. 株式会社レッド・エンタテインメント. 2021年12月7日閲覧。

外部リンク