アイザメ
アイザメ(相鮫、藍鮫、青沙魚、Centrophorus atromarginatus)は、ツノザメ目に分類されるサメの一種[2]。 種小名は「黒い縁取り」という意味で、鰭の縁が黒いことに由来する[3]。 分布と生息地南日本からアデン湾にかけて、インド洋から西太平洋まで分布する[4]。水深150 - 450 mの大陸斜面上に生息する深海魚[4]。 形態全長は雌が80 cm、雄が60 cm程度[4]。体は灰褐色で、腹面は淡い[5]。吻は短く尖らず、噴水孔は大きい[5]。背鰭には鋭い棘があり、各鰭は先端が黒い[4]。 生態卵胎生であり、胎仔数は1、まれに2[4]。胎仔は卵黄で成長し、出生時は全長28 - 36 cm[4]。 人との関わり肝臓にスクアレンを持っており、漁獲の対象となっている[6]。しかし過剰な漁獲により個体数は減少しており、近絶滅種に指定されている[1]。 脚注
参考文献
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