わらび粉わらび粉(わらびこ)はワラビの根からとれるデンプンを乾燥させて粉末状にしたもの。食材としては片栗粉での代用もできるが食味は異なる。 概要ワラビの地下茎をほぐして水にさらして澱粉を取り出し乾燥させたものがわらび粉になる。10kgのワラビの根から取れるわらび粉はわずか70gとされ希少性が高いことから、わらび餅として流通するものの大半はわらび粉以外の澱粉が使用される[1]。 歴史古来よりわらび粉は食材として使用されてきたが、米や芋や豆等と比較して精製に手間がかかるため日常的には食されず、身分の高い者が食したり、凶作時の非常食として食された[2][3]。 料理わらび餅をはじめ、各種の食材として使用される。 食料以外の用途脚注
文献
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