りゅう座クシー星
りゅう座ξ星(りゅうざクシーせい)は、りゅう座の恒星で4等星。 概要K型スペクトルの巨星。1億6000万年前に水素核融合の段階を終え、中心核でヘリウム核融合により炭素と酸素が作られている[5]。地球から316秒離れて見える恒星と二重星となっているが、見かけの二重星であると見られている[5]。 名称固有名のグルミウム[2] (Grumium[3][4]) 、ラテン語で「(豚などの突き出た)鼻」を意味する言葉に由来する[3]。トレミーは著書『アルマゲスト』で「顎の骨」と記していた[3]。2016年8月21日に国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、Grumium をりゅう座ξ星の固有名として正式に承認した[4]。 脚注注釈出典
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