『まつりうた』は、1976年7月25日に発売された松田優作のデビュー・アルバム。
概要
山西道広ら芝居仲間、後に『人間の証明』など優作主演の映画の音楽を担当することになる大野雄二、その他優作自らが選んだ作家陣が楽曲を提供している。
なお、優作は歌詞カードのために「お祭りのうた」の歌詞を自筆しており、この歌詞カードはCDでも再現されている。
バップ(ミュージックファイルシリーズ)からのCD化に際し、ボーナス・トラックが追加された。
長らくCD化されていなかったが、2008年6月11日『SLOW NUANCE 松田優作 CD-BOX』 (完全生産限定盤、紙ジャケット仕様、K2 HDマスタリング版)の1枚目に収録・発売された[2]。
収録曲
B面# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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6. | 「ある子供の話」 | じんのみさき | 山木幸三郎 | 山木幸三郎 | |
7. | 「風が吹く……」 | 藤田弓子 | 大野雄二 | 大野雄二 | |
8. | 「無人の島」 | 佐井好子 | 佐井好子 | 大野雄二 | |
9. | 「光と風の戯れ」 | 原田章代 | 原田芳雄 | 大野雄二 | |
10. | 「お祭りのうた」 | 松田優作 | 山西道広 | 吉川忠英 | |
CD版ボーナス・トラック# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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11. | 「お祭りのうた(別ヴァージョン)」 | 松田優作 | 山西道広 | あかのたちお | |
曲解説
- 銀次慕情
- 優作脚本・演出の芝居の挿入歌。
- こんな男に
- 居酒屋
- 涙だけが
- 色とりどりの町
- ある子供の話
- 風が吹く……
- 無人の島
- 光と風の戯れ
- お祭りのうた
- 優作演出の芝居の挿入歌。優作自筆の歌詞では「おまつりのうた」と書かれている。
- お祭りのうた(別ヴァージョン)
- 優作がアレンジに納得できなかったためNGになっていたが、CD化の際にボーナス・トラックとして追加された。
発売履歴
発売日
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レーベル
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規格
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規格品番
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備考
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1976年7月25日
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東宝レコード
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LP
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AX-5001
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1993年11月1日
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バップ
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CD
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VPCD-81031
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『松田優作サウンド・メモリアル』として発売。
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2008年6月11日
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ビクター・エンターテインメント
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CD
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VIZL-274
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『SLOW NUANCE』 (紙ジャケCD BOX、K2 HDマスタリング版)の1枚。1993年CD化の「お祭りのうた(別ヴァージョン)」は未収録。
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脚注
注釈
出典