はん亭(はんてい、英: HANTEI)は、東京都文京区根津にある大正初期に建てられた木造の3階建ての飲食店舗。
概要
1912年(大正初期)頃、不忍通りに面して、三田平吉により下駄の爪皮屋として建設。1970年(昭和45年)代に運送会社の手に渡り、独身寮となった。その後、不忍通りの道路拡張工事に伴い、道路に面した建物部分が削られたが、改修工事により飲食店舗として復元された[1]。
沿革
- 1917年(大正6年) - 三田平吉が下駄の爪皮屋を建築
- 1970年(昭和45年)代 - 高須治雄、上野の本牧亭裏で串揚げ屋「くしー」を営業
- 1972年(昭和47年)頃 - 木造3階建に興味を抱き、家主の運送会社に購入を申出る
- 1975年(昭和50年)頃 - 家主から売却の返事を受け、購入の上一家で移り住む
- 1976年(昭和51年)頃 - 改修工事を行い、串揚げ屋「はん亭」と屋号をつけ営業
- 1980年(昭和55年)代 - 隣接の木造2階建と土蔵を購入、改修の上店舗を拡張[2][3]
建築概要
- 建築面積 - 36m2(3階建部分)
- 建築主 - 三田平吉(下駄の爪皮屋)
- 設計監理 - 不詳
- 施工業者 - 不詳
文化財
登録有形文化財(建造物)
- はん亭
- 1917年(大正6年)建築:木造3階建、瓦葺、建築面積:36m2[4]。
- 登録年月日:1999年(平成11年)8月23日、種別:産業3次、登録基準:造形の規範となっているもの。
交通アクセス
ギャラリー
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不忍通りから見る(2015年11月撮影)
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小路を入って見る(2015年11月撮影)
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木造3階建を見る(2015年11月撮影)
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3階建を見上げる(2015年11月撮影)
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入口周りを見る(2015年11月撮影)
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同左(2015年11月撮影)
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク