つなぐネットコミュニケーションズ
株式会社つなぐネットコミュニケーションズは、東京都千代田区のISP事業者。 概要丸紅、三菱地所、東京建物の共同出資により2001年設立、マンション向けインターネットサービスを中心に、マンション向け各種サービスを提供している。2017年3月、丸紅が保有する当社の全株式(60%)をアルテリア・ネットワークスに譲渡、同社グループとなる。従来運営していたインターネットサービス「e-mansion」に加え、「UCOM光 レジデンス」を事業継承した。マンション一括受電など、電力事業も提供している。 2017年11月、吸収分割によりアルテリア・ネットワークスから一部事業に係る権利義務を承継し、その対価としてアルテリア・ネットワークスが株式を取得したため、資本構成はアルテリア・ネットワークス(80%)、三菱地所(10%)、東京建物(10%)となった。 MM総研が行った調査では、2015年3月末の全戸一括型マンションISPの加入件数において、アルテリア・ネットワークスの「UCOM光 レジデンス」がシェア17.9%でトップ、つなぐネットコミュニケーションズの「e-mansion」がシェア15.2%で第2位となった[2]。 サービスインターネットサービスe-mansionマンション全戸一括加入にてインターネットサービスを提供している。アクセス回線にはNTTが提供する戸建て向けのフレッツ 光ネクスト(プロバイダは、IIJもしくはアルテリア・ネットワークス)の他、サービス提供エリアやマンション規模に応じてKDDI(auひかりビジネス等)の提供する回線を使用した環境を各戸ごとにVirtual Local Area Network(VLAN。仮想LAN)で切った形にて提供している[要出典]。回線事業者が提供するマンション向けインターネットサービスと同様、ベストエフォート型サービスではあるが戸建て向けやSOHO向け回線を使用しているため、マンション内の通信量などによっては速度低下が起きやすい場合もある[3]。標準はプライベートIPアドレスのみの使用となるが、オプションを利用することでグローバルIPアドレスの使用も可能となる[4]。各居室の玄関下駄箱の上部にスイッチングハブが設置されているが、共用設備ではなく居住者の占有設備に分類されている。つまり、マンションの築年数が古い場合は、高速の1ギガ対応ではなく、低速の100メガ対応のスイッチングハブが設置されている可能性がある。イーマンション用 宅内ハブを販売するページが紹介されている。[5]しかし、家電量販店で購入可能な BUFFALO のハブと販売価格や納期の点で不利である。 UCOM光 レジデンスマンション全戸一括型インターネット接続サービス。光回線とISP(プロバイダ)をアルテリア・ネットワークスとセットで提供しており、入居者は個別に回線とISP契約をする必要が無い[6]。DHCP方式を採用しており、ISPのIDやパスワード入力などの初期設定の必要が無い[7]。またLAN配線であれば、入居後パソコン(もしくはモバイルWi-Fiルーター等)を室内のモジュラージャックにつなぐだけですぐにインターネットが利用できる利点がある[8]。VDSLタイプの場合、専用モデムを接続する必要がある[9]。 ICTマンションマンション向け任意加入型の光接続サービス[10]。 UCOMモバイルPocket WiFi。モバイルWi-Fiルーターを提供している。2018年9月現在、新規受付は行っていない[11]。 マンション向け付加サービス
エネルギーサービス電力一括受電サービス
電力小売サービス共用部の電気契約が高圧契約か低圧契約かにより提供サービスが分かれる[19]。
沿革
脚注
関連項目外部リンク |