その夜の侍『その夜の侍』(そのよるのさむらい)は、2007年に劇団THE SHAMPOO HATが下北沢ザ・スズナリで上演した舞台劇、およびそれを原作とした 2012年11月17日公開の日本映画。作・演出および映画化作品の監督・脚本は赤堀雅秋。 第52回岸田國士戯曲賞にノミネートされた。 あらすじ
小さな鉄工所を経営する中年男の中村健一は、5年前に木島宏が起こしたひき逃げ事件で最愛の妻・久子を失ってしまい、抜け殻のようになりながらも復讐することだけを考えて日々を生きていた。やがて、刑期を終えて出所した木島のもとに、復讐を遂げる日までのカウントダウンを告げる差出人不明の脅迫状が届くようになる。そして妻の命日の夜が訪れ、ついに中村と木島は対面を果たす。 登場人物
初演THE SHAMPOO HATの第21回公演として2007年9月29日から10月8日まで下北沢ザ・スズナリで上演された[1]。 出演映画
2012年8月23日から9月3日まで開催される第36回モントリオール世界映画祭のファースト・フィルムズ・ワールドコンペティション部門に出品されることが発表された[3]。 2012年10月10日から21日まで開催される第56回ロンドン映画祭のファースト・フィーチャー・コンペティション部門に出品されることが発表された[4]。 本作が初監督となる赤堀雅秋が、現役プロデューサーが審査員をつとめる新人監督賞「新藤兼人賞」金賞を受賞した[5]他、第34回ヨコハマ映画祭において森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞した[6]。 キャスト
スタッフ
原作との違い
映画賞受賞・ノミネート
脚注
外部リンク |