この愛のために撃て
『この愛のために撃て』(このあいのためにうて、À bout portant)は、2010年のフランス映画。誘拐された妻を救おうとする男を描いたサスペンス・アクション映画。2014年に韓国でリメイク版『ポイントブランク ~標的にされた男~』が、2019年にアメリカでリメイク版『ポイント・ブランク -この愛のために撃て-』が作られた。 ストーリー意識不明の重体で男(ロシュディ・ゼム)が病院に運び込まれる。何らかの事件に巻き込まれているようで、男は警察の監視下に置かれることになる。一方、看護助手のサミュエル(ジル・ルルーシュ)は、出産間近の妻ナディア(エレナ・アナヤ)を誘拐されてしまう。犯人から、勤務先の病院にいる意識不明の男を、警察の監視をかいくぐって、外に連れ出すよう要求される。 刑事ファーブル(クレール・ペロ)は、意識不明の男がサルテという名前の前科者であることを知り、病院に向かうが、連れ出されたあとだった。ファーブルはサルテたちの行方を追おうとするが、サルテの担当は、別の課の刑事ヴェルネール(ジェラール・ランヴァン)らになってしまう。その事に不満を持つファーブルは、独自で捜査を開始する。 キャスト
スタッフ
公開フランスでは2010年12月1日に308館で公開され、週末興行収入で初登場3位(12月1~5日付)になり、最大336館まで上映館を増やした。 日本では、2011年6月25日にフランス映画祭にてTOHOシネマズ日劇で上映された。その後、同年8月6日より有楽町スバル座、ユーロスペースで公開されたのち、全国順次公開された。 なお、アメリカでは『Point Blank』の英語題で、2011年7月29日に6館で公開され、最大37館まで上映館を増やした。 主な受賞・ノミネート
参考文献
外部リンク |