くりはま花の国
くりはま花の国(くりはまはなのくに)は、神奈川県横須賀市神明町にある横須賀市立の都市公園である[2]。 都市計画に基づく名称は、久里浜緑地。 園内には色とりどりの花が咲く庭園やスポーツ施設、レストランなどが営業している。入園は無料。在日アメリカ軍の倉庫があった土地を返還後に横須賀市が「久里浜緑地」として整備した。今[いつ?]では年間の観光客が50万人を超える久里浜地区の一大観光スポットとなった[3]。園内は広いうえに高低差があり徒歩での移動は大変である。そのため機関車を模した形をした「フラワーバス」があり、それを使うことによって楽に移動できる(片道大人:300円、小人:200円、障害者手帳所持者と付添人1名まで半額)[4]。 主な施設コスモス・ポピー園入場ゲートがら訪れた観光客を最初に出迎えるのがコスモス・ポピー園である。約23,000平方メートルの広大な敷地に春にはポピーと菜の花、秋にはコスモスが100万本以上咲く。見ごろの時期の終盤頃には無料で花をつむことが出来る。コスモス館が付属する。 「久里浜緑地コスモス・ポピー広場」で、平成8年度国土交通省手づくり郷土賞受賞。 冒険ランド子供たちに人気のアスレチックや全長45メートルの滑り台。そして花の国のランドマークともいえるゴジラの滑り台が所在する(下記参照)。子供たちの遊び場として人気が高い。入口に売店がある。 ゴジラの滑り台ゴジラの姿をした滑り台[5]。全高は8.75メートル、全長は10メートル、重さ5トン[5]。強化プラスチック製、胴体から腹の部分がしっぽの部分が滑り台となっている。 ゴジラの1作目での最初の上陸地は久里浜から近い観音崎のたたら浜であるという。この設定を記念として1958年から1973年に老朽化によって壊されるまでたたら浜にゴジラの滑り台があった。1996年頃からゴジラの滑り台の復活を望む「Gプロジェクト」が横須賀市商工会議所青年部や地元の有志を中心に始動、署名活動や寄付運動を開始した結果、1999年に誕生した。製作を担当したのはゴジラ映画を世に送り出した東宝である。身長は9メートル、全長は10メートル、重さ5トン、強化プラスチック製、胴体から腹の部分がしっぽの部分が滑り台となっている。
ハーブ園沢山のハーブを広い花壇や温室で見ることができる。他の施設としてはハーブを使った足湯処(湯足里(ゆったり))、洋風の展望台、ハーブを使ったアイスクリームを販売する売店などがある。
樹木園展望台から冒険ランドを結ぶ道の両側に身近な樹木が約2万本植栽されている。高低差があるためある程度の登る体力が必要とされる。森林浴をするにはうってつけの場所であるためハイキング気分で多くの観光客がこの道を訪れる。 つばき園200種300本のツバキが植栽されている。見ごろを迎える冬にはツバキの花々を立ち止まって観賞する観光客も多い。 芝生広場・展望台丘陵を登ると頂上付近が開けており広場となっている。展望台からは久里浜の街や海を一望できる。 県木の広場47都道府県を代表する木々が観察できる樹木園。広場の中心には「愛の鐘」と称する鐘があって訪れるアベックの人気のスポットとなっている。 スポーツ施設営業時間や使用料金は施設によってまちまちなため利用する前に公式ウェブサイトを閲覧するか管理者に確認するのが推奨される。
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脚注注釈出典
参考文献
外部リンク |