きみの鳥はうたえる
『きみの鳥はうたえる』(きみのとりはうたえる)は、佐藤泰志による小説、および2018年公開の日本映画。『文藝』 1981年9月号で発表され、1982年に書籍化。第86回芥川龍之介賞候補となった佐藤泰志の初期の作品[1]。 タイトルは作中にも登場するビートルズの楽曲「And Your Bird Can Sing」を直訳にしている[2]。 表題作の「きみの鳥はうたえる」とともに「草の響き」も収録されている。 あらすじ冷凍倉庫のアルバイトで知り合った僕と静雄。2人は意気投合し共同生活を始める。静雄の数少ない持ち物の中にはレコードもあり、それは全てビートルズのものだった。部屋にはレコードプレイヤーが無く、2人で飲んだ時に静雄はビートルズの「And Your Bird Can Sing」を歌ってくれた。その後、僕は東京郊外の国立(※映画版は函館の郊外)にある書店で働き始め、そこで一緒に働く佐知子とやがて恋仲となり、静雄との生活に佐知子も加わり、3人で夜通し飲み明かす生活が始まる。楽しくも切ない3人の夏のひとときが過ぎようとしていく。 書籍情報
映画
函館市民映画館シネマアイリスの開館20年を記念してオール函館ロケで制作された作品である[3]。2018年8月25日より函館シネマアイリスで先行公開された後、9月1日に全国公開された[3]。 キャスト
スタッフ
受賞
脚注
外部リンク |