かわのえ
かわのえはかつて四国中央フェリーボート(バンパックフェリー)が運航していたフェリー。愛媛県新居浜市の新居浜港(新居浜東港)から愛媛県川之江市(現・四国中央市)の川之江港、兵庫県神戸市東灘区青木の神戸港(東神戸フェリーセンター)を経由し大阪府大阪市住之江区の大阪港(大阪南港フェリーターミナル)を結ぶ航路に就航していた。 概要宇和島造船所で建造され、輸送力増強のため「にいはま」の姉妹船として1973年(昭和48年)10月15日に就航[2]、3,000トン級のフェリーとして中距離航路であったバンパックフェリーの最盛期に「にいはま」とともに主力を担った。1981年(昭和56年)には旅客一人当たりのスペースを増やすことを目的に後部へ客室を追加した[3]。 瀬戸大橋開通から2年後の1990年(平成2年)7月28日に新造船「ロイヤルかわのえ」の就航とともに引退、その後インドネシアへ売却された。 売却後はインドネシアJemla Ferryの「Mufidah」としてスンダ海峡にてスマトラ島バカウヘニ(Bakauheni) - ジャワ島メラク(Merak)間の航路で活躍している。 船内船室
設備
脚注
外部リンク
|