かざま 鋭二(かざま えいじ、本名:近藤 秀樹〈こんどう ひでき〉[1][2]、1947年6月10日[1] - 2022年10月2日)は、日本の漫画家。東京都出身[1]。
来歴
佐藤まさあきのアシスタントを務め、1966年に『その名はゼロ』(佐藤プロ)で貸本漫画家デビュー[1]。
川崎のぼるのアシスタントを経て、1969年に『少年キング』掲載の「栄光への5000キロ」で一般漫画誌デビューする[1]。
ゴルフを題材にした漫画を執筆し、1993年には『風の大地』で、第39回小学館漫画賞青年一般部門を受賞[1]。
2022年10月2日に膵臓がんのため死去したことが、同月4日に小学館によって公表された[2]。75歳没。
作品リスト
- 太陽の恋人(1971年、原作:梶原一騎、『週刊少年チャンピオン』、秋田書店、全4巻)※朝日の恋人→太陽の恋人→夕日の恋人と改題
- スパイ反逆児ライセンス ライセンス0(1972年、立風書房、全1巻)
- おれの甲子園(1973年、原作:神保史郎、少年画報社、ヒットコミックス、既刊3巻)※後に永岡書店より完結版が出版、全11巻
- ザ・トライデント(1973-1974年、『小学六年生』10-1月号連載、小学館)[3][4][5][6]
- 純愛物語(1975年、原作:神保史郎、日本文芸社、ゴラクコミックス、全1巻)
- 野球魂(1975年、原作:佐々木守、双葉社、全2巻)
- 海商王(1975年、原作:雁屋哲、講談社、全4巻)
- 朝焼けの祈り(1977年、原作:梶原一騎、学習研究社、全2巻)
- 青春山脈(1977年、原作:梶原一騎、講談社、全12巻)
- デッドヒート(1978年、作:牧野和夫、立風書房、全2巻)
- 我ら九人の甲子園(1980年、原作:高橋三千綱、双葉社、全13巻)
- さらばサザンクロス(1980年、原作:梶原一騎、『週刊読売』)※単行本未収緑
- あいつと俺(1982年、月刊ベストバイク、講談社、全1巻)
- セニョール・パ(1982年、原作:高橋三千綱、双葉社、全6巻)
- 九番目の男(1984年、原作:高橋三千綱、双葉社、全8巻)
- Dr.タイフーン(1986年、原作:高橋三千綱、双葉社、全25巻)
- Dr.タイフーンJR(1991年、原作:高橋三千綱、双葉社、全11巻)
- 元祖Dr.タイフーン(1997年、原作:高橋三千綱、双葉社、全16巻)
- 風の大地(1991年 - 2022年[7]、原作:坂田信弘、『ビッグコミックオリジナル』、小学館、既刊84巻)
- 風の大地 全英オープン編(ビッグコミックススペシャル、全5巻)全英オープン編のみ再収録。カラーイラストも収録。
- Bird(1994年、双葉社、全8巻)
- 大樹の道(1996年、小学館、全5巻)
- でんでん虫(1998年、原作:坂田信弘、小学館、全6巻)
- ビ・アンビシャス(1999年、原作:堀井ひろし、文藝春秋、全1巻)
- ひかりの空(2001年、原作:坂田信弘、『週刊ヤングサンデー』連載、小学館、全29巻)
- AGAINST嵐(2005年、原作:堀井ひろし、漫画アクション、双葉社、全4巻)
- 陽炎の辻 〜居眠り磐音 江戸双紙〜(2009年、原作:佐伯泰英、『A-ZERO』 - No.12[8]→『漫画アクション』2009年15号[9] - 連載、双葉社、全11巻)
- 親玉'S マスターズ(2011年、『週刊漫画ゴラク』2011年7月22日号[10] - 連載、日本文芸社、全9巻)
- Last Tap(2013年 - 、『ボギー』創刊号[11] - 2016年5月号連載)
- 霧島嵐児(2014年、『漫画ゴラク』2013年12月6日号[12] - 連載、日本文芸社、全3巻)
- 刃傷(2015年、原作:池波正太郎、『コミック乱ツインズ』6月号[13]、リイド社) - 読み切り
- 大地の子みやり(原作:坂田信弘、『ビッグコミックオリジナル増刊号』[14]連載、全2巻)
- 大地の子ゆう(原作:坂田信弘、、『ビッグコミックオリジナル増刊号』連載、全2巻)
- 大地の子すみれ(原作:坂田信弘、『ビッグコミックオリジナル増刊号』2020年5月号[15] - 2022年5月号連載[16]、全2巻)
- 球追う日日(原作:十升八九、『週刊大衆』[17]連載、双葉社、既刊3巻(電子版では既刊5巻))
出演
師匠
アシスタント
出典