いずみ べる(1975年[要出典]9月7日 - )は、日本のイラストレーター・漫画家・同人作家。秋田県秋田市出身。
略歴
人物・概要
- 主にイラスト・キャラクターデザインを手がける。制服系同人誌即売会『コスチュームカフェ』と共に現在のアキバ・メイド・萌えブームの創世記を支えた。現在もその特徴のある画風をもちいて影響を与え続けているイラストレーター・漫画家である。また、ロゴデザインやブックデザイン、WEBデザインまで手がけることがあり、イラストレーターとしてだけではなく、デザイナーとしての一面も見せている。
- デビュー当時の1997年から1998年にかけては桜桃書房刊の成人向け漫画を中心に活動、アダルトゲームの原画を手掛けたこともあるが2002年以降は商業・同人活動共に、一般向け作品のみで活動している。2008年、漫画情報サイト・マンガナビに掲載された[1]ではデビュー作品を「秘密」とする一方、本人のサイトに掲載されている過去の仕事一覧では成人向け作品についても特に除外はされていない。
- 2004年から2005年にかけて体調に問題を抱えていた時期があり、商業ベースでの活動は抑制傾向にあったが現在は落ち着きを取り戻している[2]。
主な作品
漫画
ライトノベル
一般ゲーム
イラストレーション
アダルトゲーム
同人活動
- 『BELL'S BRAND』の名で同人サークルを主宰。まだパソコンを使った同人誌作りが数少ない頃からフルDTP、しかもWindowsDTPによる同人誌作りに積極的であり、同人界でMacintoshとの垣根を壊してきた。15年以上コミケの壁サークル(大手サークル)として現在も活躍し続けている。
- コミックマーケットで使用されている館内注意POP[5]のデザインをコミックマーケット56(1999年8月)から現在まで手がけている。特に、コミックマーケット63(2002年12月)から使用されたデザインは、コミックマーケット79(2010年12月)まで継続して使用された。これほど長く使用されることはいずみべる本人は想定しておらず、コミックマーケット80(2011年8月)からは、長期間の使用に耐え得ることを目的とした新たな館内注意POPを制作している[6]。その他、過去には企業ブースカタログの表紙・注意事項マンガを執筆している。他の同人誌即売会でもカタログ表紙イラストや企画協力など多岐にわたって活動しており、同人誌業界への協力と貢献を惜しまない姿勢は一貫している。
- 成人向けパロディやコミカルパロディが多い同人誌の中で独特の表現力が高く評価されており、別冊宝島358「私をコミケにつれてって!」では映画監督・市川崑に例えられている。
脚注
外部リンク