あぶな絵

あぶな絵
美術のジャンル
上位クラス美人画浮世絵 編集
ハッシュタグabunae 編集

あぶな絵(あぶなえ)とは江戸時代に描かれた浮世絵の様式のひとつ。女性の下肢などが露わになった「危ない」様子を描いた作品のことを指す[1]。古くは享保の時代に遡るとも、それ以前から既に存在していたとも言われる[2]

代表的な作品

  • 鳥居清満 「風呂」 紅摺絵 東京国立博物館所蔵
  • 奥村政信 「湯上がり美人と鶏」 東京国立博物館所蔵
  • 渓斎英泉 「大磯駅」 大判

脚注・出典

  1. ^ 佐藤紅霞『Vocabularia erotica et amoris』弘文社、1928年、5頁。NDLJP:1109774 
  2. ^ 佐藤紅霞『日本性的風俗辞典』文芸資料研究会、1929年、14頁。NDLJP:1138155 

参考文献

関連項目