あなたと日テレ
『あなたと日テレ』(あなたとにっテレ)は、日本テレビ(関東ローカル)で1997年1月12日から2012年9月30日まで放送された自己批評・検証番組である。 番組概要日本テレビに対する視聴者の様々な苦情や意見・要望などに耳を傾け、今後の日本テレビの番組制作に役立てていくことを目的に放送されている。このような自己検証・自己批評番組は日本テレビ以外の他局でも設定され、フジテレビでは『週刊フジテレビ批評』(民放初の自己検証・自己批評番組)として毎週土曜日に放送、テレビ朝日では『はい!テレビ朝日です』として隔週日曜日、TBSでは「TBSレビュー」を隔週日曜日に放送している。 現在は、毎週日曜5:45 - 6:00(JST)に放送されており、BPO(放送倫理・番組向上機構)関連のお知らせCMを除き、一般的なCMは放送されない。 2010年3月28日までは5:30 - 5:45(JST)に放送されていた。 番組は、その放送内容は実際に放送された内容を再現して、第1回から全て番組WEBサイトに掲載されている[1]。 番組内容本編の放送時間が13分間程度しかないため、番組内容は中心となる1つのテーマと、日本テレビからの告知事項、日本テレビへの意見・要望の受付先の告知の順からなる。 中心となるテーマは以下に挙げるものが多い。
また、天気予報に関する疑問やワイドショー番組に対する疑問・意見、日本テレビ番組モニター制度や日テレフォーラム、BPO関連の発表事項や地上デジタル放送の進捗などテレビ界・放送界に関する内容が中心のテーマとなることがある。 毎年年頭の放送では、日本テレビ社長が年頭のあいさつとして、昨年の状況と今年の方針について語る。 毎年年末の放送では、日本テレビ放送番組審議会委員長が、1年間の番組審議会での審議活動を総括する。 視聴率買収事件以降の対応2003年10月に日本テレビ社員による視聴率買収事件が発覚した。この不祥事を受け、2003年10月26日放送は内容を急遽変更し、日本テレビ代表取締役COO・社長(当時)萩原敏雄による緊急記者会見(2003年10月24日実施)の模様を放送。番組オープニングVTRを除きBGMは一切なく、番組の終わりで司会のアナウンサーが謝罪する異例の事態となった。 以降、放送番組審議会で不祥事に関した審議の報告や、「視聴率操作」調査委員会の報告、新しい番組評価基準を考える会の報告など、不祥事への対応について、番組内で逐一報告された。 2004年10月以降、日本テレビで放送される新番組については、番組制作責任者が「あなたと日テレ」にて番組の企画意図と方針(「マニフェスト」)について意見表明することが義務づけられた。 司会
備考外部リンク脚注
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