『Salyu 20th Anniversary Tribute Album "grafting"』 |
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Salyu の トリビュート・アルバム |
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リリース |
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録音 |
- OORONG TOKYO STUDIO (Disc 1: #1, Disc 2: #3, #4, Disc 3: #1 - #4)
- prime sound studio form (Disc 1: #2)
- STUDIO MECH (Disc 1: #6)
- Endhits STUDIO (Disc 1: #6)
- home (Disc 2: #1)
- 蘭越町立目名小学校体育館 (Disc 2: #6)
- Volta Studio (Disc 2: #8)
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ジャンル |
J-POP |
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時間 |
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レーベル |
トイズファクトリー |
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チャート最高順位 |
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- 新しいYES
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EANコード |
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『Salyu 20th Anniversary Tribute Album "grafting"』(サリュ・トゥエンティース・トリビュート・アルバム グラフティング)は、日本の歌手・Salyuのトリビュート・アルバム。2024年12月18日にトイズファクトリーより発売された[5]。
音楽性
Salyuのメジャー・デビュー20周年を記念したトリビュート・アルバム。アイナ・ジ・エンド、青葉市子、安藤裕子、木村充揮、小林武史、坂本美雨、桜井和寿 (Mr.Children)、玉置浩二、Chara、七尾旅人、中納良恵、原田郁子、ビッケブランカ、槇原敬之、milet、MONGOL800、山内総一郎(フジファブリック)、ROTH BART BARONといった自身と親交があるアーティストや尊敬するアーティスト、自身の音楽に影響を受けたアーティストら全18組が参加している[5]。本作について、Salyuは「テーマは、今日まで私を支え続けてくれた〈楽曲たちへの感謝〉で、この20年の間、私に作品を書き続けてくださった〈小林武史さんへのプレゼントにもなったらいいな〉という想いもモチヴェーションになっていました」と語っている[6]。
本作の初回生産限定盤には、ジャズやエクスペリメンタル・ポップの要素を取り入れた、小林武史が中心となり制作されたセルフカバー盤が付属する[7]。
アルバムタイトルは「接ぎ木」を意味する英単語で、異なる種類の木で1つの木を再構成するように、参加アーティストが様々な解釈で楽曲をカバーし出来上がるアルバム、という意味が込められている[8]。Salyuは「大切なものを受け継ぎながら新しい生命を吹き込むという意味を込めました」と語っている[6]。
リリース・プロモーション
初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売。初回生産限定盤はCD3枚組、通常盤はCD2枚組で[7]、初回生産限定盤はLPサイズのジャケットとなっている[9]。購入先によって異なる先着特典も用意された(後述)[10]。
本作のアートディレクターは森本千絵が担当。アルバムタイトルからインスピレーションを受けて制作され、ジャケットはSalyu本人の手がフィーチャーされている[11]。森本は「楽曲という宝物を感謝し分かち合い、繋いでいくビジュアルです」とコメントしている[12]。
店舗特典
収録曲
Disc 1
- 全作詞:小林武史(#2 - #4除く) / 全作曲:小林武史
- 新しいYES / 桜井和寿 [5:10]
- 13thシングル。
- 本楽曲について、桜井は「Salyuのようには歌えなかったけれど、自分も小林さんも一生懸命、Salyuに最高のプレゼントをと、丁寧に愛情たっぷりこしらえて、力一杯リボンをかけました」とコメントしている。選曲は桜井と小林によるもの[13]。
- Salyuは本作制作にあたり最初に桜井にオファーしたという。
- 小林の意向で歌詞のフレーズが新たに追加されている。
- HALFWAY / milet [4:45]
- 11thシングル。
- 本楽曲について、miletは「歌の中で2人が出会ったり戯れたりする様子を歌とフルートで表現してみました。Salyuさんの歌のしなやかさを自分に落とし込んで、大好きなこの歌を歌わせていただきました。私にとってこの曲は、この歌の世界に入るときに歌った『きっかけの歌』でもあり思い入れがあります」とコメントしている[15]。
- Dialogue(ダイアローグ) / VK Blanka [4:14]
- 作詞:小林武史・Salyu / 編曲:VK Blanka
- 2ndシングル。
- 本楽曲について、ビッケブランカは「Salyuさんの世界を残しながら違う顔を見せることができるかなーと、楽しく制作させてもらいました」とコメントしている[13]。
- ビッケフランカ側から本作に参加したいとSalyuサイドにオファーしたという。
- アラベスク / 青葉市子 × 岩井俊二 [6:03]
- Lily Chou-Chou名義で発売されたアルバム『呼吸』収録曲。
- 岩井のYouTubeチャンネル「岩井俊二映画祭 Iwai Shunji film festival」での音源[17]。
- Dramatic Irony / 山内総一郎(フジファブリック) [4:49]
- 1stアルバム『landmark』収録曲。
- 本楽曲について、山内は「カバーさせて頂くにあたっては特別な付け足しをせずに、一筆書きで生々しく、出来るだけ暖かさの残る音像を目指して作っていきました」とコメントしている[13]。
- 風に乗る船 / MONGOL800 [4:44]
- 5thシングル。
- 本楽曲について、キヨサクは「Salyuの繊細な表現には到底太刀打ちできる余地は無く、バンドサウンドで勢いで対抗してみました」とコメントしている[13]。
- landmark / 安藤裕子 [6:06]
- 1stアルバム『landmark』収録曲。
- アイニユケル / 木村充揮 [7:12]
- 17thシングル。
- 選曲はSalyuのリクエストによるもの。
- プラットホーム / 中納良恵 [5:25]
- 8thシングル。
- 本楽曲について、Salyuは「この曲は映画『地下鉄(メトロ)に乗って』の主題歌。作品自体は悲しみもある切ないお話なんですが、中納さんはそこにハッピーの解釈も加えてくださった」と評価している[6]。
Disc 2
- 全作詞:小林武史(#6, #9除く) / 全作曲:小林武史
- VALON-1 / Chara [4:57]
- 編曲:君島大空 / サウンドプロデュース:Chara
- 1stシングル。
- 本楽曲について、Charaは「オリジナルの歌声を意識せずに 自宅でひっそり自分で歌を録音した」「プロデュース能力の高い才能のある若手にお声がけを 1人しか浮かばなかった。君島大空は素晴らしかった!!」とコメントしている。選曲はSalyuのリクエストによるもの[13]。
- 彗星 / 槇原敬之 [5:07]
- 4thシングル。
- 本楽曲について、槇原は「原曲を聴けば聴くほど、小林武史さんの才能とSalyuさんの唯一無二の個性が渦巻くこの曲に、恐れをなす程だったのですが、自分なりに咀嚼して作らせていただきました」とコメントしている。選曲はSalyuのリクエストによるもの[13]。
- Pop / 小林武史 [4:57]
- 1stアルバム『landmark』収録曲。
- 本楽曲について、小林は「当時作った時から思ってい たSF (?) 的イメージを、僕自身で(勝手に)実現したという感じです」とコメントしている[13]。
- 小林の声にエフェクトがかけられている。また、小林の意向で歌詞のフレーズが新たに追加されている。
- グライド / アイナ・ジ・エンド [3:44]
- Lily Chou-Chou名義で発売されたシングル。
- 飽和 / 七尾旅人 [4:17]
- Lily Chou-Chou名義で発売されたシングル『グライド』カップリング曲。
- 本楽曲について、Salyuは「刹那的な感情がやってきても、また淡々と日常に帰っていくリアリティーを表現しているような、お芝居のワンシーンのようなトラックだなって」と評価している[6]。
- 体温 / 原田郁子 [6:04]
- 4thシングル『彗星』カップリング曲。
- THE RAIN / ROTH BART BARON [4:26]
- 5thアルバム『Android & Human Being』収録曲。
- 選曲はSalyuのリクエストによるもの[6]。
- コルテオ 〜行列〜 / 坂本美雨 [5:42]
- 11thシングル。
- 選曲はSalyuのリクエストによるもの[13]。
- to U from NHK BSプレミアム「玉置浩二ショー」2016.12.25 / 玉置浩二 × Salyu [7:24]
- Bank Band with Salyu名義で発売されたシングル。
- 2016年12月25日にNHK BSプレミアムで放送された番組『玉置浩二ショー』での音源[17]。
- Salyuは「DISC 1、DISC 2の全てのトリビュートが終わった、アンコールの意味合いです」と語っている。
初回生産限定盤付属Disc 3
- Self-Cover Album
- 全作詞・作曲:小林武史(#2除く) / 全編曲・プロデュース:小林武史
- LIFE(ライフ) [5:31]
- 14thシングル。
- 青空 [5:02]
- 15thシングル。
- 有刺鉄線 [4:54]
- 5thアルバム『Android & Human Being』収録曲。
- 旅人 [5:34]
- 4thアルバム『photogenic』収録曲。
参加ミュージシャン
Disc 1
- 新しいYES
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- HALFWAY
-
- Dialogue(ダイアローグ)
-
- アラベスク
-
- Dramatic Irony
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- 風に乗る船
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- landmark
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- アイニユケル
-
- プラットホーム
-
Disc 2
- VALON-1
-
- 彗星
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- 槇原敬之:Vocal
- 山本タカシ:A. Guitar
- Pop
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- 小林武史:Vocal, All Music Performance
- グライド
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- 飽和
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- 体温
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- THE RAIN
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- コルテオ 〜行列〜
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- to U from NHK BSプレミアム「玉置浩二ショー」2016.12.25
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初回生産限定盤付属Disc 3
- Salyu:Vocal
- 小林武史:All Music Performance
脚注
出典
参考文献
- 「桜井和寿 (Mr.Children)、アイナ・ジ・エンドら18組が参加 20周年のSalyuが語るトリビュートアルバム」『ぴあMOOK ぴあ MUSIC COMPLEX Vol.34』ぴあ株式会社、2025年1月20日、98 - 103頁。
外部リンク