F-05B
F-05B(エフ ゼロ ご ビー)とは、富士通によって開発された、業務用ハンディターミナルとして利用することができるNTTドコモの第三世代携帯電話(FOMA)搭載スマートフォンである。 OSにはWindows Mobile 6.5を搭載し、業務用バーコードの読み取りが可能なバーコードスキャナを搭載している。 概要バーコードスキャナとスマートフォン(Windows Mobile 6.5)が一体となった端末となる。 本端末は佐川急便のセールスドライバーが利用しているハンディーターミナルの更改がきっかけになったといわれている。ただし佐川急便のためだけの端末の作成ということだと高価になるといったこともあり、容易にカスタマイズができ、汎用性が高く、指だけで操作が可能なスマートフォン用OSのWindows Mobile 6.5 Professionalが採用された。またドライバーなどの激しい動きにも耐えられるよう、プロテクターの採用により耐久、防水、防塵(IPX5/IPX7・IP5X)仕様となっている[1]。 外部接続にはUSBやBluetoothだけでなく赤外線通信機能を有しておりモバイルプリンターやパソコンなどの周辺機器と連携が可能となる。 業務用とはいえ、通常のWindows Mobileのスマートフォンでもあるため、POPメール、IMAPメール、Webブラウジング、メッセンジャーといった機能も有しており、Windows Mobile用のアプリケーションをインストールし利用することも可能である。 通信方式はHSDPA7.2MbpsのほかWiFi(IEEE802.11b/g)にも対応している。 NTTドコモのおまかせロックには対応せず、遠隔ロックに対応している。 パケ・ホーダイダブルでのmopera Uはの定額通信は対応していないが、企業接続サービスであるビジネスmoperaアクセスProへの定額接続は可能となる。[2]その他に定額データプランには対応している。 販売チャネルはドコモショップの法人担当となるため、店頭での購入は事前の確認が必要となる。また原則法人のみへの販売となる。 同機のバーコードスキャナーは先に発売されたH-21 Business SmartPhoneやauのE06SH(いずれもレーザー方式)と異なり、イメージスキャナ方式で読み取るため、手続きなしで利用可能となる。 バーコード読み取り以下の1次元バーコード、2次元バーコードの読み取りが可能となっている。
アプリケーションアプリケーションはWindows Mobile 6.5の代表的なアプリケーションがプリインストールされている。またMarketPlaceからは複数のアプリケーションをダウンロードしインストールが可能となる。
歴史
関連項目
脚注外部リンク |