EPIK HIGH(エピック・ハイ、朝: 에픽하이)は、韓国の3人組男性ヒップホップグループである。グループ名は、英語の「epic」と「high」を組み合わせた造語であり、「詩に酔いしれた状態」または「叙事詩的な偉大さ」という意味を持つ。社会問題などを痛烈に批判した風刺的な楽曲を特色とする。
略歴
2001年、スタンフォード大学を卒業して韓国へ帰国したTabloが、Mithra JinとDJ Tukutzと出逢いEPIK HIGHを結成[1]。
2003年、Woollimエンターテインメントから1集『Map of the Human Soul』でデビュー。
2005年、3集『Swan Songs』をリリース。過去2作のセールスが思わしくなかったため本作が最後となる予定だったが、大ヒットしグループ活動を続行。
2007年、4集『Remapping the Human Soul』をリリース。活動曲の「Fan」が韓国の各種音楽チャートで1位を獲得。
その後DJ TukutzとMithra Jinが兵役につき、2010年グループ活動を一時休止。
2011年、Tabloが学歴詐称をしていると唱える団体「タジンヨ」に対する訴訟を起こし、勝訴する。この時、当時YGエンターテインメントに所属していたTabloの妻カン・ヘジョンがヤン・ヒョンソクを紹介した[2]ことがきっかけで、YGエンターテインメントと専属契約を結ぶ。
2012年、メンバー2人の兵役終了に伴い、YGエンターテインメントにてグループ活動を再開。
2014年、日本での正規1集『SHOEBOX -Japan Edition-』をリリース。
2018年、YGエンターテインメントとの契約を終了[3]。
2019年、Tabloを社長とする音楽事務所「アワーズ」を設立。
2021年・2022年、二部作のアルバム『EPIK HIGH IS HERE 上・下』をリリース[4]。
ディスコグラフィ
- 2003年 1集 《Map of the Human Soul》
- 2004年 デジタルシングル 《雨のラプソディー》
- 2004年 2集 《High Society》
- 2005年 3集 《Swan Songs》
- 2006年Repackage《Black Swan Songs》
- 2007年 4集 《Remapping the Human Soul》
- 2008年 5集 《Pieces, Part One》
- 2008年ミニアルバム《Lovescream EP》
- 2009年ブックアルバム《魂 : Map the Soul》
- 2009年リメークアルバム《Remixing the Human Soul》
- 2009年 6集 《[e]》
- 2010年 special album 《epiloge》
- 2012年 デジタルシングル 《It's Cold》
- 2012年 7集 《99》
- 2014年 8集 《Shoebox》
- 2017年 9集 《WE'VE DONE SOMETHING WONDERFUL》
- 2019年 EP 《Sleepless in __________》「새벽에(夜明けに)」でBTSのSUGAが作編曲を担当。
- 2021年 10集 《Epik High Is Here》(上)
- 2022年 10集 《Epik High Is Here》(下)「Gray So Gray」でユンナがボーカル参加。
受賞歴
2005年
- Mnet KM music video festival Hiphop部門賞
- 第20回 ゴールデンディスク賞 Hiphop賞
- KBS 歌謡大賞 今年の歌手賞
- SBS 歌謡大戰 Hiphop部門賞
2007年
- Mnet KM Music Festival 'Hiphop音楽賞今年のアルバム賞'受賞
- 2007年第22回 ゴールデンディスク賞 本賞
2008年
- 2008年第17回 ソウル歌謡大賞 最高アルバム賞, 本賞
- 2008年第5回 韓国大衆音楽賞 最優秀ヒップホップ(アルバム), ネチズンが選んだ今年の音楽であるヒップホップ部門
脚注
外部リンク
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歴代大賞受賞者()内の数字は第○回の意、今年のアルバム賞『』内はアルバム名、今年の歌賞『』内は曲名 |
2000年代 |
今年の歌手賞 | |
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今年のアルバム賞 | |
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今年の歌賞 |
- 2006(8)SG Wannabe『私の人: Partner For Life』
- 2007(9)BIGBANG『LIES』
- 2008(10)Wonder Girls『Nobody』
- 2009(11)2NE1『I Don't Care』
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2010年代 |
今年の歌手賞 |
- 2010(12)2NE1
- 2011(13)少女時代
- 2012(14)BIGBANG
- 2013(15)G-DRAGON
- 2014(16)EXO
- 2015(17)BIGBANG
- 2016(18)BTS
- 2017(19)BTS
- 2018 (20) BTS
- 2019 (21) BTS
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今年のアルバム賞 | |
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今年の歌賞 | |
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2020年代 |
今年の歌手賞 | |
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今年のアルバム賞 |
- 2020(22)BTS『MAP OF THE SOUL : 7』
- 2021(23)BTS『BE』
- 2022(24)BTS『Proof』
- 2023(25)SEVENTEEN『FML』
- 2024(26)SEVENTEEN『SEVENTEENTH HEAVEN』
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今年の歌賞 | |
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2006年から大賞3部門
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歴代受賞者()内の数字は第○回、受賞曲は音源部門を参照 |
2010年代 |
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2月 | |
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3月 | |
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4月 | |
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9月 | |
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11月 | |
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2020年代 |
前年12月 | |
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1月 | |
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3月 | |
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授賞式開催は翌年。 |