120(百二十、百廿、一二〇、ひゃくにじゅう、ももはた)は、自然数また整数において、119の次で121の前の数である。
性質
- 120は合成数であり、約数は1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 10, 12, 15, 20, 24, 30, 40, 60, 120である。
- 10番目の高度合成数であり、約数を16個持つ。1つ前は60、次は180。
- 約数の和が元の数の3倍になる。そのような数を3倍完全数といい、120は最小の数である。次は672。
- 4番目の倍積完全数である。1つ前は28、次は496。
- 23番目の高度過剰数である。1つ前は108、次は144。
- 自分自身のすべての約数の積が自分自身の8乗になる最小の数である。1つ前の7乗は192、次の9乗は180。(オンライン整数列大辞典の数列 A003680)
- 約数の積の値がそれ以前の数を上回る21番目の数である。1つ前は108、次は168。(オンライン整数列大辞典の数列 A034287)
- 10までの5つの偶数(2、4、6、8、10)の最小公倍数である。1つ前の8までは24、次の12までも120、その次の14までは840。(オンライン整数列大辞典の数列 A051426)
- 120 = 1 × 2 × 3 × 4 × 5
- 120 = 4 × 5 × 6
- 3連続整数の積で表せる数である。1つ前は60、次は210。
- 120 = 53 − 5
- 120 = 2 × 3 × 4 × 5
- 4連続整数の積で表せる数である。1つ前は24、次は360。
- 120 = 3 × 5 × 8
- 120 = 23 × 3 × 5
- 120 = 15 × 23
- 120 = 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 + 7 + 8 + 9 + 10 + … + 14 + 15
- 120 = 15 + 105
- 120 = 1 + 28 + 91 = 6 + 36 + 78
- 8番目の六角数である。1つ前は91、次は153。
- 120 = 1 + 3 + 6 + 10 + 15 + 21 + 28 + 36
- 8番目の三角錐数である。1つ前は84、次は165。
- 120 = 22 + 42 + 62 + 82
- 4連続偶数の平方和で表せる数である。1つ前は56、ただし自然数の範囲では最小、次は216。
- 120 = 02 + 22 + 42 + 62 + 82
- 5連続偶数の平方和で表せる数である。1つ前は60、ただし負の数を含まないとき最小、次は220。
- 41番目のハーシャッド数である。1つ前は117、次は126。
- 3を基とする7番目のハーシャッド数である。1つ前は111 、次は201。
- 各位の立方和が平方数になる15番目の数である。1つ前は102、次は123。(オンライン整数列大辞典の数列 A197039)
- 13 + 23 + 03 = 9 = 32
- 120 = 59 + 61
- 4連続素数の和で表せる数である。1つ前は102、次は138。
120 = 23 + 29 + 31 + 37
- 120 = 31 + 32 + 33 + 34
- 3の自然数乗の和とみたとき1つ前は39、次は363。
- a = 3 のときの a 1 + a 2 + a 3 + a4 の値とみたとき1つ前は30、次は340。
- 1202 + 1 = 14401 であり、n 2 + 1 が素数になる22番目の数である。1つ前は116、次は124。
- 正三角形の中心角と外角は120°である。
- 正六角形の内角は120°である。
- 角度では、1周の 1/3 は120°である(360 ÷ 3 = 120)。
- cos120° + i sin120° は1の虚立方根のひとつである。
- 三角関数では sin120° = √3/2 , cos120° = − 1/2 , tan120° = − √3 。また 120° = 2π/3 rad である。
- 1/120 = 0.0083… (下線部は循環節で長さは1)
- 120個の立体を持つ正多胞体は正百二十胞体である。次に立体の数が少ない正多胞体は正六百胞体である。
- 120 = 23 × (24 − 1)
- n = 4 のときの 2n−1(2n − 1) の値とみたとき1つ前は28、次は496。
- この形の数で完全数にならない2番目の数である。1つ前は1、次は2016。(オンライン整数列大辞典の数列 A144858)
- 120 = 8 × σ(8) (ただし σ は約数関数)
- 120 = 112 − 1
- 120 = 22 + 42 + 102
- 2 と 3 を除く素数は全て 6n ± 1 の形で表せるが、6n ± 1 の形の素数がない最小の6の倍数である。次は144。(オンライン整数列大辞典の数列 A259826)
- パスカルの三角形 (二項係数) に6回出現する最小の数である。次は210。(オンライン整数列大辞典の数列 A098565)
- n = 120 のとき n と n + 1 を並べた数を作ると素数になる。n と n + 1 を並べた数が素数になる18番目の数である。1つ前は108、次は126。(オンライン整数列大辞典の数列 A030457)
- 連続整数からなる29番目の数である。1つ前は 102、次は123。(オンライン整数列大辞典の数列 A215014)
- 120 = 132 − 49
- 120 = 172 − 169
- 約数の和が120になる数は4個ある。(54, 56, 87, 95) 約数の和4個で表せる2番目の数である。1つ前は96、次は180。
- 連続してある数に対して約数の和を求めていった場合15個の数が120になる。120より小さい数で15個ある数はない。1つ前は60 (14個)、次は168 (21個)。いいかえると を満たす n が15個あるということである。(ただし σ は約数関数)(オンライン整数列大辞典の数列 A241954)
その他 120 に関連すること
関連項目