鈴木 讓(すずき じょう、1960年 - )は、日本の情報工学者。現職は大阪大学大学院基礎工学研究科教授[1]。専門は情報理論、確率的グラフィカルモデル、機械学習、および数理情報学[1]。
略歴 ・人物
東京都中野区出身[2]。1979年神奈川県立厚木高等学校卒業[3]後、1984年早稲田大学理工学部工業経営学科を卒業[1]。1989年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程単位取得退学、1993年2月博士(工学)[1]。1989年4月から1992年3月まで早稲田大学理工学部助手、1992年4月から1994年3月まで青山学院大学理工学部助手、1994年4月から大阪大学理学部講師、1998年4月大阪大学大学院理学研究科准教授を経て、2017年4月より現職。日本のベイジアンネットワーク研究の第1人者である[4]。
- 1989年04月~1992年03月 早稲田大学理工学部助手。
- 1992年04月~1994年03月 青山学院大学理工学部助手。
- 1994年04月~1995年03月 大阪大学理学部講師。
- 1995年04月~1998年03月 大阪大学大学院理学研究科講師。
- 1995年09月~1997年03月 Stanford大学客員講師。
- 1998年02月~1998年04月 Brown大学客員科学者。
- 1998年04月~2007年03月 大阪大学大学院理学研究科助教授。
- 2001年09月~2002年08月 Yale大学客員助教授。
- 2007年04月~2016年03月 大阪大学大学院理学研究科准教授。
- 2017年04月~継続中 大阪大学大学院基礎工学研究科教授。
所属学会
著作
主著
- 『ベイジアンネットワーク入門―確率的知識情報処理の基礎』(培風館、2009年)[5]。
- 機械学習の数理100問シリーズ『統計的機械学習の数理 with R』(共立出版、2020年)
- 機械学習の数理100問シリーズ『統計的機械学習の数理 with Python』(共立出版、2020年)
- 機械学習の数理100問シリーズ『スパース推定 with R』(共立出版、2020年)
- 機械学習の数理100問シリーズ『スパース推定 with Python』(共立出版、2021年)
- Statistical Learning with Math and R (Springer, 2020年)
共編著
脚注
外部リンク