真宗大谷派札幌別院(しんしゅうおおたにはさっぽろべついん)は、札幌市中央区南7条西8丁目にある真宗大谷派の寺院である。同派の別院。真宗本廟(東本願寺)を本山と仰ぐ。別名、「東本願寺札幌別院」。
歴史
- 1870年(明治3年) - 東本願寺新門現如による北海道開教の拠点として、東本願寺管刹が設立される。
- 1871年(明治4年) - 越後国横越村字沢海にある光圓寺[1]の「古御堂」を解体、移築し「本堂」とする。
- 1876年(明治9年) - 「札幌別院」と改称。
- 1881年(明治14年) - 宗教団体法の規定により、宗派名が「真宗大谷派」と定まる。
- 1892年(明治25年) - 現在の本堂が落成。旧本堂は「旧御堂」として現存。
- 1914年(大正3年) - 現在の山門が落成。
- 1925年(大正14年)7月 - 鐘楼堂が落成。当時の梵鐘は戦時中に軍に供出され、1948年(昭和23年)に再鐘されている。
- 1987年(昭和62年)11月 - 鐘楼堂修復に伴い、梵鐘を再々鐘する。
- 2002年(平成14年) - 都市開教を想定した別院総合整備事業を開始。
- 2003年(平成15年) - 書院・納骨堂が落成。
- 2005年(平成17年) - 本堂・旧御堂の修復を終える。
出版物
- 機関紙
- 「さっぽろ東本願寺」 - 年6回発行。
支院
- 北支院
- 札幌市東区北13条東1丁目3-12(位置情報)
- 北三条支院
- 札幌市中央区北3条東6丁目339(位置情報)
- 豊白支院
- 札幌市豊平区豊平1条2丁目1-6(位置情報)
- 円山支院
- 札幌市中央区大通西21丁目3-15(位置情報)
- 山鼻支院
- 札幌市中央区南16条西13丁目2-1(位置情報)
- 現来寺支院
- 札幌市北区北28条西15丁目1-1(位置情報)
脚注
関連項目
外部リンク