白鬚神社 (各務原市川島笠田町)
白鬚神社(しろひげじんじゃ)は、岐阜県各務原市川島笠田町にある神社(白鬚神社)。社格は旧村社。岐阜県神社庁による白幣社。 式内社の尾張国葉栗郡川嶋神社の論社の一つである[1][2]。他の論社としては各務原市川島松倉町の榎神社、愛知県江南市宮田町の川島神社などがある。 祭神歴史創建時期は不明。社伝によると、仁徳天皇の勅宣を受けて仁徳天皇壬子10年に創立したとされ[4]、允恭天皇の勅宣を受けて允恭天皇乙卯4年[5]に社殿が築かれたという[6][7]。 宝亀8年(777年)、境内社として八幡神社を創建した[8][7]。 天正14年(1586年)の木曽川の洪水により社殿が流出。この洪水での新たな木曽川の流路が尾張国と美濃国の境となり、この地域は尾張国葉栗郡から美濃国羽栗郡となった。境内社の八幡神社は羽栗郡間島(現・各務原市神置町 各務原市稲羽地区体育館)に移転した[8]。その後、新加納陣屋大身旗本坪内利定(旧松倉城城主)によって葉栗郡笠田の現在地に移転した[6][7]。白髭明神に改称し、後に白鬚神社に改称した。 明治時代には近代社格制度によって村社となった。戦後には岐阜県神社庁による白幣社となった。1999年(平成11年)には拝殿、祭文殿、本殿を新築した。 境内社境内社は海神神社と秋葉神社であったが[7]、1996年(平成8年)に近隣の神社を吸収し、1999年(平成11年)10月には神明神社[9]を合祀した。
末社その他交通アクセス
参考文献
脚注
外部リンク
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