浪江町立なみえ創成小学校・中学校
浪江町立なみえ創成小学校(なみえちょうりつ なみえそうせいしょうがっこう)および浪江町立なみえ創成中学校(なみえちょうりつ なみえそうせいちゅうがっこう)は、福島県双葉郡浪江町にある公立小学校・中学校。同一敷地内にある浪江にじいろこども園についても本項目で記述する。 解説もともと浪江町内には小学校6校と中学校3校があった[2]が、2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と、その直後に発生した津波(東日本大震災)、さらに、その直後に起きた福島第一原子力発電所事故の影響により町内全域が避難区域に指定されたため、全校休校となった。その後、避難先の福島県二本松市にて浪江小学校と津島小学校、浪江中学校が臨時校舎にて授業を再開したが、残りの6校は臨時休業を継続した[2]。 2017年(平成29年)3月31日から帰宅困難地域を除く町内全域の避難指示が解除されることとなり、町内に戻ってくる児童・生徒の登校先として、小学校と中学校を併設した学校として当校が開校した。校舎は、開校当時休校中であった浪江東中学校を改修し設置された[3]。校名は、浪江地区(町内中心部)だけの学校ではないことを表すため、さらに「なかよく」「みんな」「えがおで」の意味を込め、ひらがな表記の「なみえ」が使われている[4]。 2018年(平成30年)、浪江町は避難先再開校および臨時休業校について、在校生が0名となった再開校を休校とすること、すべての学校が休校となった時点で一斉に閉校とする方針を決定[2]。浪江小学校・浪江中学校は2020年(令和2年)度末をもって閉校となり、なみえ創成小学校・なみえ創成中学校に統合された。さらに津島小学校も2021年6月に閉校した[5]ことから、これ以降当校が浪江町で唯一の小学校・中学校となっている。 浪江にじいろこども園
浪江にじいろこども園(なみえにじいろこどもえん)は、なみえ創成小学校・中学校と同一敷地内にある認定こども園。子どもたちが安心して遊び、学べる教育環境を整えるため[6]に、浪江町が開園した幼保連携型認定こども園である。園舎は木造平屋建で、敷地の南西角に位置する[6]。 運動会や避難訓練などの行事は、なみえ創成小学校・中学校と合同で実施されている[7][8]。 沿革
アクセス周辺
脚注
関連項目外部リンク
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