松崎健夫松崎 健夫(まつざき たけお、1970年8月8日[1] - )は、日本の映画評論家。兵庫県神戸市出身[2]。 東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻修了[3]。日本映画ペンクラブ会員[3]。 来歴映画・テレビ・ラジオの現場を経て、映画専門の執筆業に転向した[3]。 2011年に『WOWOW映画王選手権』で優勝し、WOWOW公認・初代映画王となる。それを機に、ニコニコ動画のWOWOW公式チャンネルで放送していた『WOWOWぷらすと』で添野知生、堺三保らと映画解説を担当していた。[要出典] 活動当初は肩書きを映画文筆家としていたが、2015年1月21日『WOWOWぷらすと』番組内で肩書きを変更して映画評論家と名乗る旨、映画評論家の町山智浩の前で宣言する。以後、同年8月8日より肩書きを映画評論家としている[4]。 『キネマ旬報』『SFマガジン』『ELLE』『リアルサウンド映画部』『映画.com』などに寄稿し[5][6][7]、『ヒッチコック/トリュフォー』をはじめとする映画の劇場用パンフレットにも映画評を多数寄稿している。 『ELLE ONLINE』にて「松崎健夫の映画ゼミ」を2019年まで連載した[8]。 米粒写経の『ガラパゴスイッチ』では、居島一平、サンキュータツオと『刑事コロンボ』、クリント・イーストウッドをテーマにトークを展開した[9][10]。 2017年に『ベストヒットUSA』のスピンオフ番組『ベストシネマUSA』に出演し、「小林克也が選ぶアメリカ映画TOP20」を紹介。小林克也から「タケちゃんは普通の評論家じゃないね」と評される[11]。 2021年1月より、添野知生とともに、YouTubeにて『そえまつ映画館』を配信開始[要出典]。 審査員等の活動田辺・弁慶映画祭には映画検定審査員として第1回から参加。第5回からの作品選定を経て、[要出典]第11回からはコンペティション部門特別審査員を務める[12]。京都国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー「エンターテインメント映像部門」、ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード日本映画ペンクラブ賞などでも審査員を務めている[13][14]。 第27回東京国際映画祭より設立された、WOWOW加入者より選抜された選考委員によって選ばれるWOWOW賞において第27、28、29回と選考委員のアドバイザーを務める[15]。 エル シネマ大賞審査員も務める[16]。 2016年より2019年の途中まで『キネマ旬報』にて、新作映画批評の星取りREVIEWを担当 [17]。キネマ旬報ベスト・テン選考委員も務めた[要出典]。 映画イベントへの参加2012年11月に中目黒で開催された映画の無料上映プロジェクト「中目黒シネマズ」と、これをベースとして2013年1月からスタートしたイベント「ナカメキノ」でトークショーを行う[18][19]。 2012年よりキネカ大森にて名画上映企画「松崎ブラザーズのイマコレ!」を定期開催する[20][21](終了時期不明)。放送作家松崎まこととのコンビ“松崎ブラザーズ”の〈松崎B〉として映画深掘りトークを展開する内容だった[22]。また、同館でもぎり嬢として臨時出勤している女優の片桐はいりと「もぎり&トークショー」を不定期に開催していた[23][24]。 映画公開記念や試写会のトークイベントに多数登壇し、映画史的な観点や撮影現場経験を基にした技術的な視点から作品を解説する。『岡本喜八監督 命日13回喜!特集』や『海辺のリア』初日舞台挨拶では司会を務め仲代達矢らと登壇した[25][26][27]。『散歩する侵略者』『予兆 散歩する侵略者』『ダゲレオタイプの女』のトークイベントでは、東京芸術大学大学院の恩師にあたる監督の黒沢清と登壇した[28]。 番組出演テレビ
WOWOW
ラジオ
ネット番組関連書籍
出典、脚注
外部リンク
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