大谷裕
大谷 裕(おおたに ゆう〈Otani Yul[1]〉1985年 - )は、真宗大谷派の僧侶[2]。 真宗大谷派第二十六代門首大谷暢裕の長男[3]。2017年3月28日に同派の鍵役に就任[4][3]。2020年7月より同派の新門(次期門首)および開教司教に就任。2020年8月現在、大谷大学大学院(真宗学)に在籍。 概要ブラジル出身。2008年、サンパウロ大学分子学科を卒業。2011年、東京大学大学院数理科学研究科修士課程に入学。2013年に同博士課程に進学し、2017年3月24日に同博士課程を修了する。博士論文「代数的場の量子論におけるエンタングルメント・エントロピー」(Entanglement Entropy in Algebraic Quantum Field Theory)で数理科学の博士学位を取得する[5]。 親族浄土真宗の宗祖とされる親鸞は、裕の直系尊属である。真宗大谷派第二十五代門首[6]の大谷暢顯は、裕の従伯父にあたる。つまり、父である暢裕と従伯父の暢顯は従兄弟であり、第二十三代門首彰如(大谷光演)の孫である。裕は彰如のひ孫である。 脚注
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