士別市立博物館(しべつしりつはくぶつかん、英語:Shibetsu City Museum)は、北海道士別市にある博物館。士別地域の歴史や自然について展示している。隣接している士別市公会堂展示館とは連絡通路でつながっており、芸術作品等を展示している。
沿革
- 1981年(昭和56年) - 士別開拓 80 周年記念事業として建設、 オープン
- 1982年(昭和57年) - 構内に屯田兵屋を移築
- 1989年(平成元年) - 隣接地に美術館的機能を持たせた公会堂展示館をオープン
- 2011年(平成23年) - 常設展示を一部リニューアル
展示内容
- 歴史展示:開拓前史、開拓、まちの発展、人の暮らし
- 自然展示:天塩川上流域の自然、士別地域の大地の成り立ち、北国の生き物
- 芸術文化展示:郷土の芸術、士別ゆかりの方々(和泉雅子・輪島功一)
- 屋外展示:屯田兵屋(冬期間は見学不可)
所蔵品
和泉雅子は1993年に、ホッキョクウサギの骨で作ったけん玉や、セイウチのきばを利用した手おけといった、カナダやグリーンランドで集めたおもちゃや民具類を博物館に寄贈した[1]。和泉は『朝日新聞』に対し「極北の地に生きる人たちの生活の知恵を知る手だてにしてほしい」とコメントしている[1]。
利用案内
- 入館料:一般(高校生以上)100円、団体(20名以上)80円、中学生以下無料
- 開館時間:午前9時30分~午後4時30分(4月~9月)、午前10時00分~午後4時30分(10月~3月)
- 休館日:月曜日・火曜日、年末年始、冬期間の一部
交通アクセス
脚注
- ^ a b 「マコの北極みやげ 和泉雅子さんが北極の民具類を博物館に寄贈」『朝日新聞』1993年3月6日夕刊、10ページ。
外部リンク