中部方面特科隊
中部方面特科隊(ちゅうぶほうめんとっかたい、JGSDF Middle Army Artillery Unit)とは、愛媛県松山市の松山駐屯地に駐屯していた中部方面隊直轄の野戦特科部隊。 概要第14旅団の機動旅団改編に伴い、松山駐屯地に所在する第14特科隊(旧:第2混成団特科大隊)の後身として編成された。前身の第14特科隊本部の一部は旅団司令部の火力調整部へ、3個射撃中隊の一部は第15即応機動連隊の火力支援中隊及び第50普通科連隊の重迫撃砲中隊として分散配置された。 他方面隊の特科隊が団または団に準ずる隊編成(甲)および連隊編成をとるのに対し、当部隊はそれらよりも小さい師団・旅団特科隊に準じた隊編成(丙)で編成されている。整備支援は中部方面後方支援隊第301特科直接支援隊が担当する[2]。 新編当初から平時第14旅団に隷属し、有事の際に方面総監への直属という、特殊運用がとられる(西部方面対舟艇対戦車隊と同様の運用)が、31中期防及び防衛力整備計画 (2023)に基づき、2024年3月には中部方面隊に存在する他の師・旅団の特科連隊及び特科隊を集約し、「中部方面特科連隊」として改組。6年の歴史に幕を下ろした[3]。 警備地域は旧第14特科隊の警備地域を継承し宇和島地区1市3町を除く愛媛県全域[4]。 沿革
廃止時の部隊編成
整備支援部隊歴代隊長
主要装備品
警備隊区
以上出典[4] 脚注
関連項目
外部リンク |