メスガキメスガキ(中国語: 雌小鬼)は、「性的な挑発を行う生意気なガキ」として特徴づけられる、女性キャラクターの類型[1]。 歴史「メスガキ」という表現は、1970年代中頃には罵り言葉として出版物で用いられていた。以下に用例を示す。
2018年8月30日、コナミアミューズメントのアーケードゲーム『ボンバーガール』が稼働したが、インサイドはこのゲームに登場する「グリムアロエ」というキャラクター[注釈 1]が、現在の意味でいうメスガキのパイオニア的な存在であったと評している[7]。 2020年代に入り、メスガキはブームとなり[7]、漫画のタイトルやバーチャルYouTuberの紹介などで目にする表現となっている[8][9]。 特徴メスガキは生意気な言動などで特徴づけられており、メスガキに分類されるキャラクターは「ざーこ」などの罵倒語をしばしば用いる[10]。また、高圧的に振舞いつつも相手を淫らに誘惑したりもする[11]。メスガキに仕置きをする行為は「理解らせ」(わからせ)と呼ばれる[11][12]。一方、メスガキの方が一貫して優位に立ち、相手の方がメスガキによって理解らせられるパターンもある[13]。メスガキが誘惑する対象は男性に限らず、女性の場合もある[14]。 サブジャンルに母性を組み合わせた「メスガキママ」がある[15]。 必ずしも未成年のキャラクターにだけ使用される表現とは限らず、成人のAV女優が出演するコンテンツでも使用されることがある[16][17]。 反応『東津萌米 穂姫』を制作した台湾のイラストレーターである@ichigoは、好きなキャラクターの属性の一つにメスガキを挙げている[18]。 2023年8月、月ノ美兎が投稿したメスガキを題材にした動画の影響で、「メスガキさんぽ」がX上でトレンド入りした[19]。 脚注注釈
出典
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