コマゼミ
コマゼミ(Meimuna mongolica)[1][2][3]はツクツクボウシ属に属するセミである。身体の色は濃い灰色で、 緑色の模様がある。体には白い粉が覆われており、腹の先には白い模様がある。雌は長い産卵管がある。「スルラムー!スルラムー!」という声で鳴き、真夏には高い枝に座って鳴く。主に7月下旬 - 8月下旬頃に現れる。幼虫の抜け殻は蝉退に用いられる[1][3]。朝鮮語では普通スルンメミ(쓰름매미)またはスルラミ(쓰르라미)と呼ぶ。 ツクツクボウシとの違いツクツクボウシ属のコマゼミはツクツクボウシの形に似ているが、体の模様と鳴き声ではっきりとした違いがある。複雑な鳴き声を持つツクツクボウシとは違って、コマゼミは「スルラムー!スルラムー!」と単調に鳴く。 コマゼミの鳴き声は日本産のオオシマゼミと似ているが、テンポとメロディーに差がある。 脚注
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