イオンモール松本
イオンモール松本 (イオンモールまつもと) は、長野県松本市に所在し、イオンモール株式会社が運営する大型ショッピングセンターである。 概要2017年(平成29年)9月21日に開業。イオンモール佐久平に次いで、長野県内に開業した2店舗目のイオンモールであり、開業時点で長野県下最大級のショッピングモールである。 2015年(平成27年)3月24日に閉店した松本カタクラモールの跡地を含む片倉工業所有地に所在する。長野県初出店となるイオンスタイル松本を核店舗とし、H&M、無印良品、スポーツオーソリティーが入居する地上3階建てのメインモール・晴庭(はれにわ)、レストラン街とフードコートが中心となる地上3階建ての風庭(かぜにわ)、これも長野県初登場となるイオンシネマ松本を核とし、長野県内の食品や物産を販売する店舗が集まった地上2階建ての空庭(そらにわ)の3棟で構成される。晴庭と風庭の間は2階と3階で連絡通路で接続(3階は屋根がない露天通路となっており、晴天時には北アルプスが望める)しているが、空庭は晴庭・風庭との連絡通路がない独立した棟となっている。また、松本市の都市景観条例に従い、各棟は最大でも3階建となっている。 イオンが進める「ハピネスモールプロジェクト」により、風庭2階には130m2の多目的ホール「イオンホール」を設置。また「イオンモールウォーキング」として、モール内にウォーキングコースを設置している。空庭の北側入り口前には、各種イベントが実施できる「やまびこ広場」を設置する。また、かつてカタクラモール敷地内にあり、住民からの保存の要望が多かった昭和初期の建築物「片倉工業旧事務所棟」をモールのシンボルとして晴庭内に移築し、レストラン「BISTRO HIKARIYA」として活用している。また、国内の大型ショッピングセンターとしては初めて、総合案内に人工知能搭載の対話型案内システム「デジタルサイネージ」を導入している。 当初から予定していた、「地域との連携」(ローカライズ)の取り組みとして、次の5つを一例として挙げている[1]。 晴庭のH&Mは長野県初出店。また晴庭の3階にこれも長野県初出店となるスポーツオーソリティは、商品販売だけでなくスポーツクライミングの「ボルダリング」を体験できるコーナーを設ける(現在は終了)[2]。風庭のフードコートは、長野県最大級となる約1000席。空庭のイオンシネマ松本は8スクリーン・1,102席を設置。最も大きい8番スクリーンは4K解像度に対応し、音響システムに最先端の「ヴィヴ・オーディオ」を導入している[3]。 出店している専門店約170店中、甲信越初出店は21店舗、長野県初出店は36店舗となっている。また長野県内の企業・団体の出店は39件となっている[4]。 主なテナント晴庭
風庭空庭他の専門店については、公式ウェブサイトを参照。 近隣の商業施設
アクセス
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク |